美容師だけでなく、エステティシャンにも大会があることをご存じでしょうか。コンテストでグランプリを獲得するということは、エステティシャンやサロンの信頼度や評価をアップさせることにもつながるのです。では、実際にどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
エステティックコンテスト
一般社団法人日本エステティック協会主催の大会を「エステティックコンテスト」と言います。フェイシャル技術を競う基本手技部門、フェイシャルとボディを競う応用部門があります。
また、日本エステティック協会が認定するスクールの修了生、または受講中の生徒限定のスチューデント部門も。地区大会からはじまって、最終的には全国大会で順位が決められます。
エステティックグランプリ
一般社団法人エステティックグランプリが開催する大会を「エステティックグランプリ」と言います。フェイシャル技術部門、モデルサロンプレゼンテーション部門、顧客満足サロン部門があります。
フェイシャル技術部門
モニター調査の合計点に基づき、もっとも高得点を取得した各エリアのサロンのみがエリアファイナルへ進出します。
さらに、そこから90サロンに絞られてセミファイナルへ。さらに20サロンに絞られ、審査員評価の高い上位3位に入賞したサロンが、グランプリファイナルへ進出します。ステージでの施術と、セミファイナルの審査員評価や観客からの投票によってグランプリが決定致します。
モデルサロンプレゼンテーション部門
各エリアの1位または、全国上位20位が、顧客満足サロン部門のセミファイナルへ出場可能となっております。サロン紹介ムービーによる選考によって、上位3位がグランプリファイナルへの出場権が獲得できるのです。グランプリファイナルではプレゼンテーションを行い、観客からの投票によってグランプリが決定致します。
顧客満足サロン部門
モニター調査を3回行い、合計得点に応じてランキングが決定します。
エステティシャンもスキルアップしよう
エステティックコンテストとエステティックグランプリは、エステティシャンの技術を確認するために大変役に立ちます。
自分の力を知っておくことはスキルアップにもつながるので、ぜひコンテストにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
グランプリを目標にすれば、目的も明確になって、より高い技術力を身に着けるのに役立つでしょう。日々進歩する美容業界の知識や技術を身に着けるためにも、大会への参加をおすすめします。