女性にとって魅力的な職業のひとつエステティシャン。独学でも、エステティシャンになれるのでしょうか。また、独学で学ぶことのメリットやデメリットについても紹介します。
エステティシャンには独学でもなれる
エステティシャンは、医師や美容師などと違って国家資格を必要としません。ですから、独学や未経験でもエステティシャンになることができます。
実際にプロのエステティシャンとして活躍している人の中には、学校に通わずに独学でエステティシャンに必要な知識を得て、独立開業している人もいます。
もちろん、技術的な部分をひとりで学ぶには難しいです。そのため、知識が独学で学んでも、エステティシャンの多くは、独立開業前にエステサロンで働いて技術面について学ぶひとが多いそう。
独学のメリットとデメリット
独学でエステティシャンになる人がいる一方で、学校に通ってエステティシャンになる人もいます。ここでは、学校で学ぶことと比較して、独学のメリットとデメリットをみていきましょう。
独学のメリット
独学のメリットとしてまず挙げられるのは、学校に通うのと比べて費用を抑えること。
学校に通う場合は、入学金や授業料、教材費、自宅から学校が通える場所にない場合はアパートなどの賃借料、交通費などがかかります。
独学だと必要な教材費を購入する必要はありますが、入学金や授業料、交通費などがかからないために少ない出費で学ぶことができます。
また、自分のペースで勉強できるため、仕事をしながら、子育てをしながら勉強することが可能。決まった時間に学校に通う必要がないので、空き時間を有効に使って知識を習得できるのです。
独学のデメリット
独学のデメリットとしては、自分のペースで勉強できる一方、自分で計画的に学習する必要があるという点があります。そのため自己管理ができる人でないと、学習がなかなか進まないということも。
その他にも、技術を磨くのが難しいという点があります。学校に通う場合は実習などがありますが、自宅での学習だと技術を学んで高めるのは簡単なことではありません。
独学には向き・不向きがある
エステティシャンになるためには、必ずしも学校に通わないといけないわけではありません。独学でもエステティシャンになることはできます。
とはいえ、独学で学ぶことは費用を抑えることができるといったメリットがある一方でデメリットもあります。
すべての人が独学で学ぶのが向いているわけではありませんので、もし自己管理が苦手という場合は、学校に行くことを考えた方が良いでしょう。