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エステティシャンとして海外で働くには? 必要な資格とスキルとは


 

日本には数多くのエステ系の店舗がありますよね。その形態も、チェーン店として全国に出店している企業や海外進出を視野に入れている企業など様々なものがあります。エステティシャンを目指している人の中には、海外に憧れを持っていて、海外で働きながら最新の技術を学びたいと思っている人も多いでしょう。

 

では、海外でエステティシャンとして勤務するにはどうすればいいのでしょうか? 今回はエステティシャンとして働くために必要な条件や方法を紹介。また海外進出に必須なスキルや資格、メリットまで掘り下げていきます。

エステティシャンとして海外勤務するのに必要なこと

エステティシャンとして海外勤務をするため必要なものは、何といっても語学力と資格です。このどちらも各種スクールに通えば取得できますが、短期間で一気に得る方法は海外留学ですね。現地に行って、外国語で接する機会が増えるので語学力を高めるキッカケにもなりますし、資格もその場で取得できます。また、多くの人は授業と語学スクールの併用をして勉強しているようです。

 

また、海外でも活かせるエステティシャンの資格として、「CIDESCO認定エステティシャン」という国際資格があります。これを持っているとエステティシャンとしての技量を海外でも証明できるので、ぜひ取得しておきたい資格と言えるでしょう。この資格は留学によっても取得できますが、日本のスクールでも取得できるので、自分の都合にあった方を選んでくださいね。

 

ちなみに、海外留学の費用ですが渡航する国にもより異なるものの、100万円前後といったところが平均。ホームステイ先が見つからなければ、自分で住居と食事を用意しないとならないので、さらに費用がかかってしまいます。また短期大学に入学するコースもあり、この場合は年間約50~90万円と費用も多少抑えられるので、経済的に厳しいという人は検討してみてはいかがでしょうか。もし仮に一括で払えないようであれば、ローンを案内しているところもありますが、その際は計画的に利用するように気を付けましょう。

海外勤務のメリットは?

海外で勤務経験を積むことで、現地の言葉を使ったコミュニケーション能力が上達するはず。そのため日本に戻ってきた時にも、外国人観光客のお客様が来店しても上手く対応できるようになります。最近では日本のエステサロンを利用する外国人観光客が増えてきていますし、きっと貴重な人材として重宝されるようになるでしょう。

 

また、海外に渡航することで日本ではまだメジャーになっていないエステ技術を学べるというメリットもありますよ。近年、健康志向が高まっているのは世界共通で海外でも日々新たな美容が取り入れられています。

 

例えば、欧米では古くからイチョウが医薬品として使われていましたが、最近ではそれをパックにしたものが流行しているそうです。このブームは日本にも伝わっているので、ご存知の方もいるかもしれませんね。海外に滞在してエステティシャンとして働いていれば、日本にまだ入ってきていない海外のトレンドを知り、それを自分のテクニックやサービスに取り入れるチャンスとなりますよ。

 

海外研修のある企業に勤める

上述した方法以外には、海外研修を採用している企業に就職するという方法もあります。エステは世界規模で発展しているものなので、最先端の技術を学ばせようと海外研修に向かわせる企業があるんですね。これはあくまでも海外勤務ではなく研修ですが、現地の雰囲気や技術を直接確かめることができるので、その後に海外勤務を望む人ならいい機会になるはずですよ。

 

中には、海外に出店している企業もあるので、日本で働いているうちに、その技術が認められ海外転勤を任せられることもあるようです。いつ抜擢されるかわからないので、いきなり海外に行くことになっても問題がないように日頃から語学の勉強をしておくようにしましょう。

エステティシャンが海外勤務するのに必要な「就労ビザ」を取得する方法

そもそも日本人が海外に渡航するためにはビザ(査証)が必要。ビザには様々な種類がありますが、エステティシャンが海外勤務する際には「就労ビザ」が必須となります。ですが、いきなり海外に渡航しても就労ビザを発行してもらうことは難しいのが現状。そこで近道となるのが「ワーキングホリデー」の仕組みを利用する方法です。

 

ワーキングホリデーとは通称“ワーホリ”と呼ばれる制度で、1~2年ほどの長期滞在が可能になる仕組みのこと。観光目的の滞在とは違って、その国で就労しながら文化について学べるという特徴があります。エステティシャンとして海外勤務したい場合、まずワーキングホリデーを利用して渡航し、「就労ビザ」申請に協力してくれるサロンで働くという方法があるようですね。ただしワーキングホリデーは誰でも申請できるわけではなく、「申請時に満18歳以上30歳以下であること」などの条件が設けられているので事前に確認しておいてくださいね。

 

そのほか「学生ビザ」を利用する方法もおススメ。留学目的で渡航する人に発行されるビザで、その国の美容学校に通いながら資格の取得を目指すこともできます。たとえばフランスに「学生ビザ」で渡航した場合には一定時間以内という制限はあるものの、学校に通いながらアルバイトしてもOK。エステサロンで働きながらスキルアップを目指し、資格と就労ビザの取得を目指すのも一つの手です。

 

とはいえどちらの場合にも、語学力を身につけていることが大前提。将来海外で活躍したいと考えているエステティシャンの人は、語学の勉強をしっかり行っておきましょう。

海外勤務のひとつ豪華客船で働く方法

海外のリゾート地だけでなく、豪華客船内のサロンもエステティシャンの勤務先。一度の乗船期間が数カ月に及ぶこともありますが、世界中の国を見て回ることができるので旅好きの人にはうってつけの職場だと言えますね。

 

とはいえ色々な国の人が訪れるため、豪華客船のサロンで働くなら一定レベルの語学力を備えていることが必須条件。また「船酔い」が悩みの種になるとも言われているので、自分が長期間の海上生活に向いているか確認してから働くのがおススメです。

 

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