美容スペシャリストな自分になるために
作成:2016.07.21
“キレイになりたい”というお客様の願いを叶える! エステティシャンとは
エステティシャンとは、お客様のキレイになりたいという願いを手助けする仕事です。とはいえ、実際にエステティシャンとして働いていない限りは、具体的な仕事内容を理解するのは難しいですよね。実際にエステティックサロンで施術を受けたことがある人でも、自分が受けた施術内容以外は何をしているか分からない…なんて声もちらほら聞きます。
エステティシャンを目指すからには、どういった仕事内容なのかはぜひ知っておきたいところ。今回はエステティシャンとはどのような仕事をするのか、その概要を見ていくことにしましょう。
需要は増加中! エステティシャンとは?
そもそもエステティックの語源は、美学や美意識を意味するフランス語。そこから、美容に関する様々な行為を表す言葉として、エステティックという言葉が広まったと言われています。日本では1970年代からエステティックサロンが増加しはじめ、それにともないエステティシャンの需要も高まってきました。
エステティシャンは、主に女性が美しさを手に入れるためのお手伝いをします。ただ施術をするだけではなく、お客様が納得するサービスを提供するためのカウンセリングや、お客様がリラックスした状態で施術を受けられるような雰囲気作りも、エステティシャンにとってはとても大切な仕事です。全身美容に関するプロフェッショナルであるとともに、常にお客様への気遣いを忘れない職業、それがエステティシャンなんですね。
エステティシャンの主な仕事内容
フェイシャルエステ
フェイシャルエステでは、主に美肌と美白のための施術を行います。最初から最後までハンドケアで施術することも少なくありません。「毛穴を目立たないようにしたい」「肌にうるおいを与えて化粧のノリを良くしたい」など、お客様の要望は人それぞれ。一人ひとりの希望に添うよう、どのようなケアをしていくか提案していきます。フェイシャルマッサージはやろうと思えば自分でもできてしまうものなので、しっかりと技術を身につけて、プロならではの施術のすごさを感じてもらえるようになりたいものですね。
脱毛エステ
脱毛エステでは、美容機器を使いこなして脱毛をしていきます。エステティック業界は日進月歩。脱毛機器も次から次へとどんどん新しいものが出てきます。もしも失敗してしまうと、お客様に強い痛みを与えたり、お肌にトラブルを起こしたりしてしまうことも…。このようなトラブルを避けるためにも、最新機器を使いこなせるように常に勉強し続けることが重要です。
ボディエステ
ハンドマッサージをしたり、マシンを使って脂肪を減らすお手伝いをしたりと、内容が多岐にわたっているのがボディエステ。施術する時にはお客様は裸になっているので、他のジャンルよりも緊張しがちです。ここで活躍するためには、お客様の“キレイになりたい”という気持ちを汲み取りながら、コミュニケーションをきちんと取ることが必要です。知識や技術に加えて、コミュニケーション能力も上げておきましょう。
リラクゼーションエステ
リラクゼーションエステは、ストレスを軽減して内側から美しさを作っていくエステです。たとえば、リフレクソロジーでは足裏の反射区に関する知識が求められますし、アロマトリートメントではアロマオイルに関する知識が求められます。専門的な知識を身につけ、お客様がゆったりとした気持ちで過ごせるような空間作りをしていきましょう。
エステティシャンの今後
少し前までは、「エステティックサロンを利用するのは女性だけ」というイメージが強かったのですが、今ではヒゲ脱毛やフェイスケアなど男性もエステを利用するようになってきました。男女問わず美しさを求める人がいる限り、エステティックが衰退することはまずないと言えます。むしろ様々な要望に応えるため、エステティシャンの仕事の需要は今後も高まっていくことでしょう。
また、最近では専門技術に特化した個人のエステティックサロンも急増中。エステティシャンとして開業することも以前よりは簡単になってきています。そうはいっても、美のプロフェッショナルとして独り立ちするには、知識も技術も経験もそれ相応のものが当然必要となってきます。
さらに、恵まれていないとされていた給料面や長時間勤務などの待遇面も、エステティシャンの需要が高まるにつれて、改善されつつあります。エステティックサロンで働くにしても、開業するにしても、効果的な施術のできる有能なエステティシャンはさらなる活躍が見込めるので、現状に満足せずたゆまぬ努力をし続けていきましょう。
これからも発展し続けていくであろうエステティック業界。その業界を支えていくのはあなたかもしれません。「人を美しくしたい」「美容の知識を活かしたい」と思っている人は、エステティシャンとしてのキャリアをスタートさせてみてはどうでしょうか?
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