美肌にダイエット、便秘解消まで！ 美容法のトレンド“炭酸美容”

近年注目を集めている“炭酸美容”は、炭酸ガスである二酸化炭素を含んだ水を使った美容方法のこと。道端アンジェリカや山田優などの有名芸能人も取り入れているので、知っている人も多いんじゃないでしょうか？
 
今回はそんな炭酸美容の効果や方法に注目！ 炭酸コスメや炭酸水を使った美容方法など、様々な炭酸美容をご紹介します。炭酸水を使ったダイエット方法も紹介しているので、ぜひ試してみてくださいね。

炭酸がもたらす美容効果

肌の奥まで浸透する

水に溶けた二酸化炭素＝炭酸は非常に小さな粒子なので、肌の奥深くまで浸透すると言われています。そのため、スキンケア用品に含まれた美容成分を、肌に効率よく届けることができるのです。

血流アップで肌のターンオーバーを促進

皮膚や体の内側から炭酸が吸収されると、体内の二酸化炭素が増加。すると、脳は酸素が不足していると錯覚して、バランスを調節しようと酸素の供給を開始します。これは「ボーア効果」と呼ばれており、この効果によって血流がアップ。血行が良くなるので、冷え性の改善や新陳代謝を高める効果が期待できます。新陳代謝が高まると肌のターンオーバーのリズムが整い、不要な皮膚に代わって新しい肌が生まやすくなるので、美肌になれるのです。そして、血液の流れがスムーズになれば、体のコリやむくみなどの解消にもつながります。老廃物や体内に溜まっている毒素の排出を促進する、デトックス効果もありますよ。

ダイエット＆便秘解消効果

炭酸水は他の飲み物に比べて満腹感を得やすい飲み物なので、ダイエットにオススメ。いつもの飲み物を炭酸水に代えるだけで空腹を紛らわすことができますし、食事のときに炭酸水を一緒に飲めば食べすぎの防止にもなります。そして、女性にとって朗報なのが便秘解消にも役立つということです！ 炭酸が胃腸を刺激することで腸内の活動を活発にして、便秘を緩和してくれます。
 

炭酸コスメで美肌になろう！

化粧水・ミスト

炭酸コスメの中で最も注目されているのが、炭酸化粧水です。特にミストタイプの化粧水は肌への浸透力が高く、外出先でも手軽に使うことができます。

クレンジング剤

炭酸は皮脂やたんぱく質にくっつきやすいという特徴があるので、炭酸が含まれたクレンジング用品を使えば汚れをしっかりと落としてくれます。
 
また、炭酸が含まれたクレンジング剤を使うのではなく、炭酸水で顔を洗うという洗顔方法もあります。炭酸水で洗顔する方法は、洗顔のときに使う水を水道水から炭酸水に変えるだけ。洗顔料を泡立てるときに炭酸水を使うとキメ細かな泡にすることができますし、炭酸水で洗い流すことによって汚れが落としやすくなるでしょう。

パック＆シート

炭酸コスメは一般的なコスメと比べて種類が少なく、また普通のものに比べて値段も高めです。毎日のスキンケアで使うのは難しい…という人は、パックやシートを使ってみましょう。使い切りタイプのものなら、1回数百円で試せるものもあるので、いつものスキンケアに加えてパックしてみるのも良いですね。
 

炭酸ヘッドスパで健康ヘアに

炭酸水のお湯を使ったヘッドスパなら、頭皮の血流を良くして、地肌や髪の毛に付着した汚れもしっかりと取り除くことができます。また、ヘアケアのための美容液や育毛剤などの有効成分を炭酸水と一緒に使えば浸透力が増すので、より高い効果が期待できますね。

炭酸風呂でボディケア

炭酸ガスが溶け込んだお風呂に浸かれば、体が温まるので炭酸による血流アップの効果をさらに増大させることができます。心臓病や高血圧・心筋梗塞にも効果があると言われており、ヨーロッパでは古来から“心臓の湯”と呼ばれるほど。また、体の表面にある汚れや老廃物も落としてくれるので、ボディケアにも役立ちます。最近では市販の炭酸バスグッズの種類も豊富なので、近くに炭酸泉のお風呂やスパがない、というときは自宅で炭酸風呂を楽しんでみても良いでしょう。
 

炭酸水でダイエット

炭酸水を飲むことでダイエットや便秘解消につながるので、いつもの飲み物を炭酸水に代えるのもオススメ。ただし、一般的な炭酸飲料には砂糖などの甘味料が多く含まれているので、必ず無糖タイプの炭酸水を選ぶようにしましょう。
 
また、便秘解消のため炭酸水を飲む場合には、軟水よりも硬水の炭酸水の方がより効果的だと言われています。ただし、人によっては硬水だとお腹がゆるくなってしまう場合もあるので、初めての人は軟水から試して、徐々に硬水に代えていくのが良いですね。
 

 
 
炭酸美容はスキンケアやヘッドスパに利用できるだけでなく、ダイエットや便秘解消にも役立つので、女性にはメリットだらけ。専門の美容サロンで試せるものから、コスメやパックなどセルフケアで試せるものもあるので、普段の生活にぜひ取り入れてください。

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Author：美プロ編集部