美容スペシャリストな自分になるために
作成:2016.06.23
美しいプロポーションを手に入れるために! 正しい下着のつけ方
ほとんどの人は下着をつけるとき、何となく自分の知っているやり方を選んでいると思います。ですがその方法、本当に合っていますか? もし間違ったつけ方をしていて、それをずっと続けていると、プロポーションが悪くなってしまう可能性もありますよ。
美しいプロポーションを保つには、正しい方法で下着をつけることが必須です。また、それによって外から見ても普段よりスタイルが良いという印象を与えられるようになるはず。ブラジャーとガードル、ボディースーツの正しいつけ方を見てみましょう。
一番気になる!? ブラジャーのポイント
下着をつける際には、そもそも自分に合った下着を見つけておくことが大前提です。自分の体に合わない下着では、いくらがんばってもフィットしませんし、プロポーション崩れの原因にもなってしまいます。そのためブラジャーに関しても、選ぶときにきちんと採寸してもらっておきましょう。
なお、ブラジャー選びで重要なのはサイズだけではありません。バストはトップとアンダーの差でサイズが決まりますが、バストの高さや形、やわらかさなど、そのほかにも様々な情報が必要になるのです。下着選びの専門家であるランジェリーショップの店員に、色々な情報を計測してもらっておくのが良いかもしれませんね。面倒がらずに試着もして、それが本当に自分に合った下着なのか確認してから購入しましょう。
正しいブラジャーのつけ方
バストを支えているのは、クーパー靭帯というコラーゲン組織で構成されているとても繊細な組織です。クーパー靭帯は大きな伸び縮みができない上に、いったん伸びたり切れたりするともう修復されず、バストの形を支えることができなくなってしまいます。そのためブラジャーをつける際には、クーパー靭帯に負担をかけないことが大切なんですね。
具体的な方法としては、まずストラップを両肩にかけて上半身を前かがみにし、カップ下をアンダーバストに合わせた状態でホックを止めます。その姿勢のままカップに手を差し入れ、バストを中央部分に寄せていきます。無理な力で寄せるのではなく、やさしく持ち上げるイメージで行いましょう。このとき、バストトップがブラジャーの中央に収まるようにするのがポイントです。バストがきちんと収まったら、ストラップを自然に止まる位置まで持ち上げ、長さを調整。体を動かしたり腕を上げ下げしてもカップが浮き上がらないか、ストラップやアンダーバスト、バージスラインに食い込みがないかをチェックして、痛みや胸の苦しさを感じなければOKです。
このときストラップをあえて短くして、胸に谷間を作る方法もありますが、そうしたつけ方は絶対に厳禁! ストラップを短くするとその分アンダーベルトが持ち上がるので、ブラジャーが前に垂れ下がって、胸も垂れてしまいます。キレイなバストラインを保ちたいという人は気をつけてくださいね。
また、バストサイズを底上げするためにパッドに頼る人も多くいますが、これにも注意が必要。というのも、パッドでバストを圧迫することによって、血液やリンパの流れが悪くなって胸の成長が阻害されてしまうからです。パッドは左右で大きさが違う場合に、小さい方のバストに使用するような形で、サイズをそろえるために使うのが良いとも言われています。
美尻メイクに役立つガードルのポイント
パンツスタイルだと、ヒップ周りへの視線が気になりますよね。きゅっと持ち上がったキレイなヒップラインには誰しも憧れるもの。ウエストとヒップを計測し、ぴったり合ったガードルを履けば、ヒップ周りの悩みはかなりカバーできます。小尻に見せたいからといってキツいものを履いたり、苦しいからといって緩めのものを履いたりしてしまっては、“美尻に見せる”というガードルの効果は得られません。おなかやヒップにかかる圧力が適度で、クロッチ部分が食い込まないものが体に合ったガードルとなります。
正しいガードルのつけ方
ガードルの上半分を外側に丸めるか二つ折りにし、両手で持ちます。そこに足を入れてガードルを少しずつ上の方へずらしながら、無理に引っ張らないようにゆっくりと腰まで引き上げていきます。腰まで履けたら前後を持ち、おへその位置に中心を合わせ、丸めていた(もしくは折っていた)ガードルを伸ばして整えます。そして足を一歩後ろに引き、後ろに手を入れて太ももに流れているお肉をヒップの方に入れ込みます。最後にもう一度裾とウエスト部分を整えましょう。屈伸運動や足を上下に動かしてみて、ズレを感じなければ完成です。ガードルは正しく着用すれば、ウエストやヒップラインの補正に高い効果を得られます。上手く活用して、理想のプロポーションを作っていきましょう。
スタイルアップ! ボディスーツ
バストからヒップまで1つでカバーする下着がボディスーツです。バストトップ・アンダーバスト・ヒップを事前に計測して購入するボディスーツは、トータルなプロポーションメイクをするときに役立ちます。
つけ方は、ガードルとブラジャーのつけ方を合わせたようなもの。まず、クロッチ部分のホックを留めてからボディスーツを折り返し、ウエストまで引き上げます。続いてガードル部部にヒップ周りのお肉を入れ込み、安定させてください。また、上半身はブラジャーの着用方法と同じ要領でバストを調整しましょう。最後にクロッチを引っ張り上げたり、ヒップ下を整えたりすれば完成。
今回はブラジャーとガードル、ボディスーツの正しいつけ方を見てきました。せっかくかわいい下着を選んでも、上手く着用できなければ魅力が半減してしまいます。美しいプロポーションを実現するためにも、毎日の下着の着用方法に気をつかってみましょう。
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