美容スペシャリストな自分になるために
爪の先から手首まで!美しい手をキープし続けるハンドモデルの美容法とは
髪、ヒップ、手、脚…世の中には類稀なる美しいパーツを持って生まれてきたうらやましい人たちがいます。それは一つの才能かもしれませんが、持って生まれた才能を維持し続けるために、彼女たちは惜しみない努力をしているものです。
特に手は人間の持つパーツの中でも、美しさを維持するのが難しい部位。年齢が出やすい上、日常生活で傷を作りやすいからですね。ここではハンドモデルの人たちがどのように美しい手をキープしているのか紹介するので、その美容法を参考にしてみてください。
美しい手を保つ「ハンドモデル」とは?
文字通り「手」専門のモデルがハンドモデルです。ハンドモデルは雑誌のネイル記事やハンドクリームのポスターなどで手のアップの写真が使われたり、顧客の依頼してきた商品を持った状態で写真を撮られたりします。そこでごつごつと節くれだった指や荒れた手のひらが載っていては、せっかく良い商品でも売れなくなってしまいますよね。
そのためハンドモデルは爪の先から手首まで細心の注意を払って、手の美しさをキープしているのです。ささくれや擦り傷なんてもってのほかで、常に手のケアをし続けなければならない大変な職業と言えます。ハンドモデルは普段から徹底したハンドケアを行っているので、その美容法には学べる点が多々あるでしょう。
美容法1.とにかく保湿する
うるおいを保つ
人間の皮膚は乾燥するとカサカサしてひび割れたり、かゆみが出てしまったりします。そのためハンドモデルは手が乾燥することを防ぐため、化粧水をすり込み、しっかりと保水できるように心掛けています。ですが手は複雑な形をしていて、しわの多い部位。十分な保湿ができるように、ハンドモデルはボトルから直接化粧水を出して塗るのではなく、いったんスプレーボトルに移して霧状にしてから手全体に広げていったりします。乾燥が気になる季節には、化粧水を染み込ませたティッシュペーパーやコットンを手にのせ、化粧水パックするモデルもいるようです。
うるおいを閉じ込める
しっかりと保水したら、今度はそのうるおいが蒸発しないように、ハンドクリームを塗って閉じ込めていきます。商品にもよりますが、保湿力の高いハンドクリームは、気温が低いと硬くなってしまうことが多いもの。それをそのまま塗っても肌に馴染みにくいので、ハンドモデルはいったんハンドクリームを温めてから使います。やわらかくなったハンドクリームは伸びが良くなりますし、お肌への浸透力もアップ。ここでポイントなのは、塗る方の手も温めておくこと! マッサージや指圧で手の血行を良くして、手の温度も上げておきましょう。
うるおいを逃がさない
手を洗うと水分がつき、その水分が蒸発するのと共に手のうるおいも失われてしまいます。そのためやたらと手を洗いすぎると、蒸発していく水分も多くなり、手が乾燥する原因になるんですね。また、石鹸やハンドソープはさらなる乾燥の原因になるので、通常の汚れは水で洗うだけで済ませるようにしましょう。洗った後はゴシゴシこすらないように気をつけつつ、入念なタオルドライをすることも大切です。
美容法2.家事や炊事の時こそケアをする
手をキレイに保たねばならないハンドモデルだからといって、日常生活において手をまったく使わないわけにはいきません。料理や洗い物、掃除などで水に触れる時間もあります。ですが、素手で家事や炊事をしてしまうのは厳禁。洗浄力の強い洗剤は、手指の皮膚からうるおいを奪っていってしまいます。
そこで発想を逆転させて、ハンドケアをするチャンスにしてみても良いでしょう。方法はカンタンで、まずはハンドクリームやオイルを手にしっかりとすり込み、木綿など薄手の生地でできた手袋を装着します。その上からさらにゴム手袋をして、あとはお湯を使って家事や炊事をすればいいだけ。外から温められると、手から水分が蒸発していきますが、それによってゴム手袋の中には油分を含んだ温かい水蒸気がこもって、あたかも簡易サウナのように。スチーム効果により手にうるおいを浸透させ、しっかりと保湿を行えるのです。
美容法3.紫外線対策を徹底する
強い紫外線は乾燥やシミを誘発します。紫外線の影響は、すぐに目に見えるものではないのが怖いところ。数カ月、数年後にジワジワと効果が出てきてしまいます。屋外だけでなく、室内でも日が差し込むと紫外線の影響を受けてしまうので、ハンドモデルの中には室内でも日焼け止めを塗っている人がいます。ですが市販の日焼け止めには、残念ながら肌にあまり良くない成分が入っているものも。日差しの強いところに行く時だけ日焼け止めを塗り、あとは手袋やアームカバーなどで紫外線を防ぐ方がお肌には良さそうです。
ハンドケアの専門家とも言える、ハンドモデルの美容法を紹介してきました。美しい手をキープするためには、日頃から入念に気を配る必要があると分かりますね。保湿や紫外線対策をきちんと行い、油断せずにハンドケアを行っていきましょう。
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