NHK Eテレで放送されていた『Rの法則』で紹介された鎖骨ストレッチを解説。肩こりや猫背、さらにはウエストダウンなど、それぞれの悩みに効くストレッチ方法を詳しくご紹介していきます。姿勢や骨の歪みにお悩みの方、また夏にかけて露出の多い服に挑戦したい方は是非チェックしてみて下さい。
健康の鍵を握る鎖骨
『Rの法則』では、「鎖骨美人で夏カワイイ」と題し、肩こりや猫背に効果的な鎖骨ストレッチが紹介されました。鎖骨は身体の老廃物を流すリンパ管の出口に当たる部分なので、鎖骨をケアすることでリンパの循環を手助けすることが出来ます。
番組では鎖骨美人を目指す3人の女子、あっか、なっぺ、にいなが登場し、ストレッチの前に肩甲骨周りの筋肉の柔軟性をテスト。左手を上から、右手を下から背中に回し両手がどれくらい合わせられるかをチェックしました。肩甲骨は鎖骨と繋がっているため、ここの筋肉が固まっていると鎖骨回りの筋肉にも影響し、鎖骨の位置の歪みに繋がってしまいます。
美しい鎖骨のためのストレッチ
肩甲骨周りの筋肉をほぐすために、まずは肩こりに効くストレッチに挑戦。はじめに右腕を頭の上、左腕を下から背中に回し両腕の肘を90度に曲げます。その姿勢で左右の肩甲骨を反時計回りに回すイメージで腕を動かし、痛く感じる手前の位置で20秒ほどキープしましょう。左右入れ替えて両肩このストレッチを行うのですが、効果を高めたいときは、手を挙げている方と同じ側の足を反対の足の前に出し、手を下げている方へ身体を傾けた姿勢で同じく20秒キープを試してみてください。
続いて、猫背を治したい人におすすめのストレッチ。まずは両手をお尻につけて、肩を後ろに回しながら胸を突き出します。その姿勢を20秒キープしたら、今度は両手をお尻に沿って下に滑らせ、両肩の肩甲骨を下に引き下げまた20秒キープしましょう。ストレッチを試したなっぺがもう1度柔軟性テストをすると、さっきは少ししか合わせられなかった両手がプラス10センチも重なるようになり、「これは効きそう」「私も早速やってみようかな!?」と視聴者から驚きの声が上がりました。
“鎖骨ひねり”でくびれを作る
番組で紹介されたもの以外にも、鎖骨をつかんで体をひねる“鎖骨ひねり”というストレッチがあります。鎖骨をつかむことで肩甲骨、そして骨盤が連動して動くため、ウエストダウンに効果があるとか。やり方も簡単で、両手の親指と小指で両方の鎖骨の上下を抑えるようにはさみ、顔を正面に向けたまま体を大きく左右にひねるだけ。30秒ほどの短い時間行うだけでも十分な効果が得られるそうなので、「毎日隙を見ては鎖骨ひねりしてる」「テレビ見ながらでもできるから楽」と空いた時間で行っている人が多いみたいですね。
鎖骨を抑えて肩を上下させたり、鎖骨部分をまんべんなく押すだけでもリンパに刺激を与えられます。筋肉だけでなく骨をストレッチすることで、デコルテの綺麗な鎖骨美人を目指しましょう。
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