夏休みが近づいてきて、そろそろ旅行の計画を立てようというときに気になるのが移動時間。特に海外旅行といった飛行機での移動となると、狭い機内で長時間を過ごすことで美容面に影響を及ぼしてしまうことも。飛行機に乗る前や、乗ってからでもできるケアにはどんな方法があるのでしょうか。
飛行機は足がむくみやすい!
飛行機に長時間乗っていると、トイレなどを除けばシートに着席した状態が続くためにどうしても足がむくみやすくなります。むくみは血行が悪くなったり体内の水分の循環が滞ることでで起き、症状がひどいとエコノミー症候群にも繋がってしまうので絶対に回避したいですよね。むくみ対策にはまず服装選びから注意が必要で、長距離移動の日はスキニーやジーンズといったタイトなパンツは履かないようにして体への圧迫感を減らしましょう。ベルトも余裕を持たせて留めるのが良いかもしれません。
また搭乗後は定期的に足を動かしたり、ふくらはぎや足の裏のマッサージ、指の曲げ伸ばしを繰り返したりとストレッチを心がけて同じ姿勢が続くことを避けてください。トイレに立った際には、アキレス腱を伸ばしたり膝や腰を曲げるといった運動もお忘れなく。
冷えは美容だけでなく健康にも大敵!
夏の暑い時期だとつい薄着のまま搭乗しがちですが、機内の冷房温度が適温かどうかは搭乗するまで分かりません。冷えは体の血流を悪くして肌に悪影響を与えるだけでなく腹痛などの原因にもなるので、長時間であるほど健康面にも影響が及んでしまいます。パーカーなどの厚手の上着を羽織っておいたり、ストールやブランケット、ホッカイロをあらかじめ手荷物に用意しておくのも方法です。
飛行機の中は砂漠よりも乾燥している?
飛行機の中で実は見過ごしがちなのが“乾燥”。機械の結露を防ぐためにあえて機内を乾燥させているため湿度は20%以下という場合が多く、これは砂漠をも下回る数値と言われています。そのため、喉や鼻の乾燥を防ぐためにもマスクは必需品で、肌の乾燥対策に化粧水を持ち込む人も。その他にも「ウェットティッシュも保湿に加えて洗顔や手拭きの代用になって便利」「濡らしたおしぼりをテーブルに置いたままにしてる!」といった方法を実践している人もいるようです。
せっかくの旅行ですから、長距離移動対策を忘れないようにして快適な空の旅を過ごしてくださいね。
画像出典:Mike Knell / Interior(from Flickr, CC BY 2.0)