美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.10.26
新卒の平均給料と手取り額はどれぐらい?
新卒として採用され、初めての初任給!しかし、心躍らせて受け取ってみると求人情報に記載されていた額と手取りの金額が違っていて「なぜ?」と疑問に感じる方もいるでしょう。
ここでは、晴れて新卒採用となった方に向けて給料の気になるあれこれを紹介しています。天引きされるもの、手取りの相場などにも触れているので、チェックしてみてください!
給料から引かれるもの
そもそも手取りとは「会社から振り込まれる予定の給与から税金・保険料など国に納めなくてはならない経費を引いた残りの金額」を指します。そのため、手取り金額と給料の額面に差が出るのは当たり前のこと。実際に手元に入る金額は給料より低いと考えましょう。
初任給から天引きされるのは雇用保険・所得税の2点のみですが、翌月からはプラスして健康保険や厚生年金が引かれます。今後働いていくうえで給与から引かれるものは、以下のとおり。
税金
所得税/住民税
社会保険
健康保険/介護保険/厚生年金/雇用保険
※例外として会社独自の制度が設けられていたり、給与控除で加入している貯蓄制度があったりします。
新卒の平均給料と手取りの相場
厚生労働省の発表によると、大卒新入社員の平均初任給は198,000円程度(平成25年度)。高卒の場合はこの金額から1万円ほど下がった額だそうです。ただ、こちらはあくまで「総支給額」。ここから保険料や所得税が引かれることになります。
実際の手取り額を見てみましょう。初任給の支給額が198,000円の場合、差し引かれる金額はだいたい3万円前後といわれています。つまり、平均的な手取り金額は160,000~170,000円。高卒なら150,000~160,000円程度でしょう。ただし、会社が加入している社会保険の種類によって控除額に差は出ます。あくまで参考程度にしてくださいね。
使い道をよく考えながら給与アップを目指しましょう
手取り平均は160,000~170,000円と伝えたものの、その金額に満たない人もたくさんいます。しかも少ないとわかっていながらも、急にまとまった収入が入るとついついパーッと使いたくなるものです。給与の使い道はよく考えなければなりません。
また「初任給が安いから」という理由ですぐに転職する人はいないと思いますが、上がる見込みがないならば転職を考えるのもアリです。充実した新卒ライフになるように、頑張ってくださいね!