色がもつ影響力とは
色は人間の心理に大きな影響を与えます。仕事の中で「こうなりたい」「こんな効果が欲しい」という思いがあるとき、それに合わせた色をファッションや小物に取り入れることができれば、仕事の効率を高めることもできるのです。
上手く色を使いこなすには、どの色がどんな効果を与えてくれるのかを把握しておくことが必要になります。自分が求めている効果を与えてくれるのは何色か、さっそくチェックしましょう。
仕事の効率を高める色
やる気・エネルギーを求めるなら「赤」
赤はやる気や仕事へのエネルギーといった行動力を上昇させてくれる色です。出社時や午後の業務開始前など、前向きに気持ちを切り替えたいときにおすすめ。業務中や会議中に集中できていないと感じたときはペンを赤色に持ち替えてみましょう。きっと仕事に対してのやる気が湧いてきますよ。
冷静さ・落ち着きが欲しいなら「青」
仕事に集中して取り組みたいときは青色がおすすめです。青には落ち着きや冷静さを高めてくれる効果があります。また、デスクが乱雑な状態で作業能率が悪いという方は、青で統一してみるのも◎。青や紺といった寒色系はスッキリとした印象を与えるだけでなく、乱雑なデスクを片付けようという気分にさせてくれます。
リラックス効果・疲労回復なら「緑」
心のゆとりが保てなくなったときはりラックス効果のある緑色が良いでしょう。自然をイメージさせる緑は気分を穏やかにし、疲れを癒す作用があります。また安心感や安定感を与える色でもあるので、人と人の間に立って関係を取り持つような立場の方にもぴったりですよ。
コミュニケーション力を高めたいなら「オレンジ」
明るいオレンジには空気を和ませたり、親しみやすい印象を与えたりする効果があるそう。「人とコミュニケーションを取るのが苦手」という方はオレンジを取り入れてみると気持ちが明るくなり、他人から話しかけやすい雰囲気を出すことができるかもしれません。悩んでいる方はぜひオレンジの力を借りてみてはいかがでしょうか。
チームカラーで仲間意識を高める
チームで働いている場合は、チームカラーを決めるのもおすすめです。チームの一体感や仲間意識を生み出したり、コミュニケーションを取りやすい環境を作ったりすることができます。全員で同じ色の小物を使ったり、リーダーには赤、冷静に周りを見る方には青、ムードメーカーには黄色と役割ごとに色を割り振ったりするのも◎。付箋やペンといった小物にならすぐにチームカラーを取り入れることができます。チーム内に活気が欲しいときは、ぜひチームカラーを提案してみてください。