定年退職後も働く方が増加している理由とは
60歳以降も働く理由は「現在の生活のため」がほとんど。70歳まで働きたいという方が現在増えているようです。こちらで定年退職後も働く理由についてまとめました。
継続雇用者の就業理由
- 現在の生活のため
- 今後の生活に備えて
- 健康のため会社や職場から働くことを望まれている
- 自分の経験や能力を活かしたいから
定年退職後の稼ぎ方は?
定年退職後も生活していくには、年金や現役時代で貯蓄した資金でやりくりをしなければいけません。そのため、多くの方が定年退職後に収入がなくなってしまうことを不安に思っているようです。ここでは、定年退職後もお金を稼げる方法をふたつ紹介しています。
- 定年退職後に再就職する
会社を定年退職した後に別の会社へ再就職したり、シルバー人材センターを活用したりしてお金を稼ぐ方法があります。また、自分で新しい会社を立ち上げてみる方も多いようです。 - 資産運用する
定年退職後に資産運用するのも1つの手です。積極的に資産運用に関わることで生活に必要なお金を稼ぐことができます。資産運用を始める前には、ある程度投資信託のノウハウを身につけておくと良いですよ。
再就職の強い味方!シルバー人材センターを活用する
シルバー人材センターとは、地域社会の活性化に貢献するために定年退職された方に新たな働き口を紹介する社団法人です。民間の職業をあっせんする組織とは異なり、各市町村にあるシルバー人材センターは都道府県知事の許可を受けています。2013年3月末時点で全国のシルバー人材センターの数は1267団体あり、会員数は74万人です。シルバー人材センターでは、一般家庭や事業所、官公庁から請け負った仕事を会員へ渡して、その実績に応じて報酬を支払っています。また、定年退職された方への就業支援だけではなく、会員同士の交流や地域社会に溶け込めるといったメリットもあるようです。
シルバー人材センターで得られる収入
シルバー人材センターが請け負っている仕事は、時給に換算すると1,000~1,500円のものが多くあります。そのため1日の労働時間が4時間程度で月の就業日数が9~10日の場合、月平均収入35,000円ほどです。
シルバー人材センターが請け負っている主な仕事
- 一般事務
- パソコン入力
- 施設の管理
- 庭・プランターの草取り
- 高齢者向け福祉サービス
- ビル・マンションの清掃
- 語学レッスン(英語)
- 家事援助(料理・洗濯・室内清掃)
- パソコンレッスン(出張サービス)