上司から食事や飲み会の誘いを受けたとき、せっかくの誘いを断るのは勇気がいりますよね。嫌な印象を与えずにうまく断るにはどのような方法があるでしょうか?ここでは、上司から誘いを受けた際の「上手な断り方」を紹介しています。
口頭の場合
誘いを断るには、行けない理由がポイントになります。複数のパターンを考えておくと有効です。
友人の結婚式
二次会の幹事を務める、または余興の準備が立て込んでいると伝える。結婚式ならあきらめるしかありません。ただし、「どこで?」などと聞かれた際にはうまく返さなければなりません。
家族の都合により行けない
親戚が遠方から泊りにきている、家族と外食に行く予定がある…などが使えます。家庭の事情はまわりからすると踏み込みづらい理由なので、効果的です。
習い事
習い事がある、または試験に向けて勉強中と伝えましょう。何かに努力している姿勢を邪魔したくない、と考える上司もいるはずです。
体調不良
もっとも使われている理由かもしれません。「体調が悪い」との訴えがあるのに無理やりひっぱりだす上司はおそらくいないでしょう。具体的にどこの調子が悪いのかを伝えて断ると良いですよ。
面と向かって断る場合、あからさまに嘘はつけません。また隙があるような断り方だと切り返される可能性も。また断りはしないものの、「早く帰らなければならなので〇時までなら大丈夫です」「飲み会もいいですが(平日の)ランチに行きませんか?」と条件を切り替えることで時間短縮につなげることもできます。
メールで断る場合
誘いを断る際に面と向かって、または電話を使ってのやりとりは緊張するもの。些細なことから嘘がバレてしまう可能性が高いと言えます。メールなら時間をかけて文面を考えられるうえ、返信にも猶予があるのでおすすめです。メールで断る際のポイントは大きくわけて2つあります。
ていねいな断り方をする
相手は上司です。ていねいな言葉遣い・断り方を心がけましょう。相手に嫌な思いをさせる断り方をすると、人事面においてなんらかの報復を受ける可能性も。穏便に済ませるようにしましょう。誘ってくれたことへのお礼に加え、「本当は行きたかった」という残念な気持ちを添えると◎。
長文を送る
短文で「すみません、都合がつかず行けません。」と返すよりも、誘ってくれたことへの感謝やこういう理由で行けないという内容を詳細に書いた長文のほうが印象が良いでしょう。より誠意が伝わるはずです。
誘いを断るのも良いけどお付き合いも大切に
「誘いの断り方」を紹介しましたが、同じ職場で今後も長い時間を共有するのであれば、たまには誘いにのることも大切にしましょう。「行ってみたら以外と楽しかった」というパターンも多いですし、なにより信頼関係が深まるキッカケとなるかもしれませんよ。