打ち合わせの際は、相手の話に耳を傾けつつメモを取ることも多いですよね。ですが、打ち合わせが終わってメモを読み返すと、自分が書いたにもかかわらず何がなんだかわからない文字の羅列…!これでは内容をまとめるのにも一苦労です。ここでは、打ち合わせ時に即使えるメモの上手な取り方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
見返しやすいメモはどんなメモ?
話のスピードについてくのに精いっぱいとはいえ、意味のあるメモをとりたいですよね。そのためには見やすさを重視することが大切です。
まずはフォーマットについて。打ち合わせだからといって、凝ったフォーマットを用意する必要はありません。むしろシンプルな形式のほうが書きやすい&読みやすいのでおすすめです。
記載を忘れてはいけないのが日付と表題(タイトル)です。またメモをとるページが複数に渡る場合はナンバーを振っておくと◎。
また見返しやすいメモにおいて大切なのが「情報が簡潔」であること。相手が話したことを一語一句逃さずメモにとれれば、それはそれで良いでしょう。ですが、見やすさを考えると話している内容のポイントを押さえわかりやすくメモにとるだけでも十分ですよ。
打ち合わせのメモの取り方とコツ
メモの取り方にはさまざまなコツがあります。いくつかピックアップしたので、参考にしてみてください。
話題1件につき1枚の用紙を使用
用紙は議題や話題1件につき、1枚にしましょう。仮に余白部分が多くても、2件目のテーマに移った場合は新しい紙に書くのがおすすめ。そうすることで情報整理がよりスムーズになります。
多少雑になってもOK
読めない字を書いてしまっては意味がありませんが、例えばメモはひらがなでもOK。キレイに書こうとしなくても良いのです。またメモをとるときには単語ではなく箇条書きがおすすめ。会議の要点を頭の中でうまくまとめるトレーニングにもなりますよ。
色わけする
たとえば決定事項には赤丸をつける…というように色を変えながらメモをとってみましょう。メモを見返した際に、判別しやすくなりますよ。議事録を構成する場合の効率化にもつながるのでおすすめです。
要点をまとめる
会議後、時間をあけずに内容の要点をまとめましょう。情報を整理するスキルが身に付きます。メモの中には重要度が高いメモやそうでないメモが混ざっています。この状態から必要な情報を抜き出す力をつけ、今後の会議に活かすことが大切です。
はじめのうちは慣れないこともあるでしょう。ですが、継続するうちに自然と身に付いてくるはずです。コツを押さえて、ぜひ効率化につなげてくださいね。