グッと印象が上がる!ビジネスでの自己紹介のポイント
ビジネスではじめて挨拶をする相手や新しい部署に配属したとき、自己紹介をする機会は多いもの。とくに新社会人は入社時の挨拶がはじめの仕事と言ってもいいほどです。自己紹介のときに、相手に良い印象をつけておけば「頼りになりそう」「一緒に仕事をしてみたい」と思わせることができます。また相手に覚えておいてもらえるので任せられることが増えたり、ビジネスチャンスが舞い込んできたりと不思議とチャンスが多くなるのです。自己紹介はれっきとしたビジネススキル。ビジネスの基本である自己紹介のマナーとポイントを押えておきましょう。ここでは、相手に好印象を与える自己紹介のコツをご紹介します。自己紹介スキルをアップしたい方やはじめての自己紹介でどんな挨拶をすればいいか考えている方は、参考にしてくださいね。
お辞儀と挨拶は笑顔で!結びの言葉まできちんと話す
「人の印象は会ってから5秒で決まる」とも言われるほど第一印象は大切です。自己紹介の基本は笑顔。はじめから最後まで笑顔を忘れないように心がけましょう。
まずは姿勢を正してお辞儀をします。このとき深呼吸するような意識で呼吸を整えると、落ち着いて話しはじめることができますよ。顔をあげたら最初の呼びかけ。口角を上げて笑顔で「はじめまして」や「こんにちは」と発します。大勢の前で自己紹介する場合は一定の場所だけに視線を置かず、全体を見渡すように話すのがコツです。そのあと、フルネームで名前を伝えましょう。
自分について話すのは略歴や趣味、特技、仕事への意気込みなど。聞き取りやすいスピードではきはきと、笑顔で話します。下を向いてうつむいたり、身体を触りながらそわそわしたりして話しているのは相手に悪い印象を与えてしまいます。たとえ緊張していても姿勢良く、しっかりと前を見て話すことが重要です。人前で話すことがはじめてな方や苦手な方は、事前に予行練習をしておくとよいでしょう。
社内で個別に挨拶をする場合、相手の仕事の状況を見計らいながら「挨拶に参りました。少しお時間よろしいでしょうか?」とひと声かけ、相手が承諾したらはじめます。自分の名前と配属先を伝えて迷惑にならないように手短に済ませることが大切です。
自己紹介の最後には「頑張ります」や「よろしくお願いいたします」と結びの言葉で締めます。最後まで落ち着いてしっかりと話し、再び丁寧にお辞儀をしましょう。
自分について話すときはココに気をつけて
自己紹介で相手に印象づけるために自分の経歴や趣味、特技についてエピソードを交えながらの紹介は、相手に強い印象を持たせて覚えてもらえるのでおすすめです。ですがビジネスに不必要な話やまとまりのない内容をダラダラ話してしまっては逆効果。エピソードのあとに「語学を活かして頑張ります」「体力には自信があり粘り強いメンタルです」など、ビジネスにつながる言いかたで締めると良いでしょう。
エピソードを交えた自己紹介も、簡潔な自己紹介もとにかく大切なのは笑顔。相手も笑顔になって聞いてくれるような自己紹介パターンをいくつか用意しておくと良いですね。気持ちの良い自己紹介でコミュニケーションを円滑にして、新しい場所や仕事、人との出会いを楽しんでください!