ブレインストーミングとは?メリットとルールを紹介
ブレインストーミングとは、議題に対して参加者が自由に考えを発表し、新しいアイデアや解決法を探す会議のことです。略して「ブレスト」「BS」とも呼ばれるこの会議方法のメリットとルールを紹介します。
ブレインストーミングのメリット
- 斬新なアイデアが生まれる
- 参加者間のコミュニケーションがとれる
- 視野を広げるきっかけになる
ブレインストーミングを成功させるために守るべき4つのルール
- 批判は絶対にしない
- 自由に意見を出す
- 意見の質よりも量を重視する
- アイデアを組み合わせる
ブレインストーミングは何よりもアイデアの数を重視する会議方法です。意見の質にこだわりすぎず、役立つのか分からないアイデアでも自由に発言しましょう。出た意見を批判してしまっては、自由に発言しづらい雰囲気が生まれてしまいます。そのため、批判は絶対にしてはいけません。ですが、他の人のアイデアを膨らませたり、自分の意見と組み合わせたりするのは◎です。
ブレインストーミングのやり方
ブレインストーミングの基本的な流れは以下の通りです。
- 議題を発表する
- 参加者がアイデアをまとめる
- 順番に発表する(2~3周繰り返す)
ブレインストーミングにはリーダーと書記が必要です。リーダーは会議をスムーズに進めるのが役割のため、自分のアイデアを発表することはなく、参加者に話を振ったり意見をまとめたりします。書記は出た意見をホワイトボードにまとめる役割です。アイデアの要点を簡潔にまとめるようにしましょう。リーダーと違って積極的に意見を述べても構いません。
議題を発表し、参加者のアイデアが出揃ったら順番に発表していきます。積極的に発言していきましょう。また、自分の順番が回ってきたら必ず意見を出すようにしてください。自分の前の方と意見が被ってしまった場合は、そのアイデアを発展させるか、新しい意見と組み合わせて発表してもOKです。これを2~3周ほど繰り返し。アイディアをよりブラッシュアップすることができたり、斬新で新しいアイディアが生まれたりするでしょう。
ブレインストーミングの終わり方
アイデア出しが目的のブレインストーミングである場合は、豊富に出た意見をまとめるだけで問題ありません。アイデアを1つに絞る必要がある場合は多数決を取ったり、どのアイデアが優れていたか自由に話し合ったりしましょう。このとき、組み合わせられるアイデアをまとめると、より良い答えを導き出すことができます。また、一番重要なのは冷静になって考えることです。自由奔放に出したアイデアを冷静に見直し、ベストな答えを導き出せるようにしましょう。