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コミュニケーションが苦手な人について

コミュニケーションが苦手とは

総務省の調査によると、日本人の約7割の人たちが「コミュニケーションが苦手」だと感じているといいます。「人と話すのが苦手」「人見知りだから初対面の人と話せない」「何を話せばいいのか分からない」など、さまざまな悩みをもった人が多いのが現状なのです。

 

コミュニケーションには、2つの方向性があります。一つは「他人とのコミュニケーション」。もう一つが「自分自身に対するコミュニケーション」です。ここで、コミュニケーションの苦手を克服するために大切なのは、「自分自身に対するコミュニケーション」。「自分は何をやってもうまくいかない」と自分に対して消極的な気持ちばかりもっていると、自分自身の考えていることや伝えたいことをまとめることができないのです。結果、他人ともコミュニケーションがとれず、良い関係を築くことができないという負のスパイラルに陥ってしまいます。

また、コミュニケーションが苦手な人は、自分のペースを乱されないようにと、一方的に話してしまうクセがあります。それは、予想外の質問をされると柔軟な対応に困るため、できるだけ避けたいという考えがあるからです。話を聞かず一方的に自分だけが話してしまうと、もちろん相手は良い気分になりません。コミュニケーションをうまくとるには、相手とのやり取りが大切です。そのために、質問する・質問されるということは、コミュニケーション力を高めることにつながるのです。

出典:ぱくたそ(www.pakutaso.com) [photo すしぱく/モデル 大川竜弥|Lala*] 

コミュニケーションの改善方法

ボディランゲージと声の使い方

コミュニケーションを改善するにあたって、必要な要素は「ボディランゲージ」と「声」の使い方です。相手の話す姿勢やスピードなどを観察して、臨機応変に自然な態度をとれるのがコミュニケーションのうまい人。話す人の速度で、あいづちやうなずきを合わせることが重要です。

また、声の使い方も同様、ゆっくりと話す人にはゆっくりとした言葉で返すようにしましょう。声のトーンもなるべく合わせると◎。
身の回りのコミュニケーション能力が高い人の観察をすると、コツを掴めるはず。その何気ないしぐさを真似することで、コミュニケーション改善の一歩につながります。

 

話す内容ではなく「どう話すか」

相手と会話を交わす際、話の内容に困ってしまうことがあるかと思います。しかし、問題はそこではありません。コミュニケーションをとるには話す内容はあまり関係なく、あなたがどう話すかが重要なのです。相手に何かを尋ねる際にも、何を聞くのかではなく「どう聞くのか」ということを念頭に入れておいてください。

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