ガムを噛むのはビジネスマナーとしてどうなの？

仕事中にガムを食べるという行為

　

ガムを噛みながら仕事をすることに対して、プラスの印象を持っている人は少ないのはないでしょうか。他人の目線から見てガムを噛むという行為は、口元がいつも動いていてだらしなく感じたり、口に物を入れながら話すのは失礼だと思われたり、不真面目な印象を与えてしまいます。仕事の完成度を評価される前に、このような悪い印象を持たれてしまうと、仕事そのもの評価が下がってしまいそうですね。

しかし、ガムを噛むという行為はずっと頬を動かすことにより、脳を活性する効果があると言われています。そのほか、集中力を高めるという研究結果も出ているほど、ガムを噛むことにはさまざまな効果があるようです。実際に、近年ではガムを噛みながら仕事をしても良い！という会社が増えてきています。お客様と接する機会があるところ以外は、「ガムをきちんと処理できるならOK」としているところが多いようです。

仕事中にガムを噛むことで生まれる効果

　

脳の活性化

ガムを噛むと頬の筋肉が動き、脳の血液が促進。これにより脳が活発化し、仕事での集中力や判断力が高まります。そのほかボケ防止にも効果的です。

スイッチの切り替えができる

ガムを噛むと集中力が高くなります。そのため、噛むこと自体が集中モードへの切り替えスイッチの役割を果たしてくれるようです。

癒し効果

人はガムを噛むとき一定のリズムで噛みます。人の体は一定のリズムで体を動かすと、癒しホルモンと言われている神経伝達物質「セロトニン」の分泌が活性化されるのだとか。クライアントとの取引前や納期が迫っているときに噛むと効果的ですよ。

口臭予防

ガムを噛むと、だ液の分泌量が上がります。だ液には殺菌効果や自浄作用があるため、これにより殺菌の繁殖を抑え、口臭の予防になるそうです。

ダイエットにも効果的

オフィスワークをしている人たちは体を動かすことがあまりないため、太りやすくなってしまいますよね。ガムを噛むと満腹中枢が満たされ、食事の量が減る効果があります。そのほか、だ液が分泌され、胃腸の働きを改善してくれる効果もあるようです。

ガムを噛む際には周りへの配慮が必要

　

さまざまな効果のあるガムですが、周囲への配慮はきちんと行いましょう。たとえ休憩中であっても、目上の人やお客様と一緒の際はガムを噛まないのがベストです。また捨てる際は紙に包んでから捨てるのがマナー。ルールをしっかりと守って活用できれば、ビジネスアイテムとして役立つでしょう。

Author：美プロ編集部