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更新:2021.03.01

作成:2021.02.26

ビジネス

オンラインで商談する5つのメリットと成功させるコツとは?


 

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、これまでの営業活動も思うように出来なくなった企業も多い事でしょう。そこで一つの手段として使われるようになったのが「オンライン商談」です。従来のように、足を運んで取引先と顔を合わせる事が出来れば一番良いのですが、そうはいかなくなってしまった今、新たな方法でチャレンジしていく事となりました。

今回は、オンラインで商談するメリット意識しておくべきポイントをご説明します。オンラインでの商談を成功させるためには、どのような事をしていけば良いのでしょうか。

 

INDEX
■オンラインで商談を行う5つのメリット
■オンライン商談で意識するポイント
■オンライン商談に必要な設備
■まとめ

オンラインで商談を行う5つのメリット


 

オンラインでの営業活動や商談で慣れない部分ももちろんありますが、実はメリットとなる事もたくさんあるのです。オンラインで商談を行う事で得られるメリットを見ていきましょう。

1.移動時間や交通費の削減

オンラインで商談を行うという事は、企業へ足を運ばなくても良いという事。取引先の企業へ向かう移動時間や交通費の削減となります。直接お会いする事なく、これまで通りの商談が出来るようであれば、わざわざ電車に乗って移動する労力もなくなりますよね。さらには、交通費やガソリン代、カフェでお茶をしながらお話をするなどの費用もかからず、経費削減に繋がります。

2.遠隔地の商談が可能

これまでの営業活動では、勤めている会社の所在地から遠い企業へはなかなか足を運べなかったかもしれません。しかし、オンラインであればその心配は一切なくなるのです。これまで行けなかった遠隔地にある企業へのアタックが可能になるという事です。日本全国、世界各国の企業に商談を持ちかけられるようになれば、業績アップのチャンスともなるのではないでしょうか。

3.体への負担を軽減

これまで、悪天候でも体調不良でも商談のお約束がある時には足を運ばなくてはなりませんでした。特に女性の場合には、体調の変化が激しい事もあり営業活動には苦しむ事も。そんな時にオンライン商談が出来れば、体の不調も緩和して無理なく仕事が出来るようになるでしょう。雪や大雨の悪天候の場合にも、寒さや電車が止まってしまうなどのストレスから身を守る事が出来るのも大きなメリットと言えるでしょう。

4.商談数の増加

取引先へ足を運ぶ時間が削減される事により、商談数の増加を期待できます。さらには、1日に対応できる商談が増える事により成約数のアップも望めるでしょう。直接、取引先と会えない中で商談する難しさもありますが、商談数を増やせるという事はプラスに働くのではないでしょうか。商談をする数が多ければ多いほど商談のスキルも早く身に付けられるので、研修中の営業マンも技術習得の近道となりますね。

5.紙媒体の資料を削減

オンライン商談では、資料を画面共有して先方に説明する事が出来るので紙の印刷や資料を郵送するなどの手間がかからなくなります。また、紙で保管するのではなくデータで保存するペーパーレス化にも繋がり、企業のコスト削減ともなるのです。その他、機密情報が記された資料の場合など、紛失や情報漏えいの防止にも期待が出来るのではないでしょうか。

オンライン商談で意識するポイント


 

ここまで、オンライン商談でのメリットをご説明しましたが、直接顔を合わせる事が出来ないため、やりづらいと感じる事もあるかもしれません。顔を合わせられないからこそ、注意しておくべき事があるのです。そこをクリアすれば、オンライン商談を成功へと導けるのかもしれませんね。

信頼獲得に力を入れる

オンライン商談では、直接お会いしていない事から営業マンの人柄を察知してもらう事も難しくなります。営業マンの人柄を気に入ってサービスを契約してくれるという取引先も少なからずあるため、モニター越しでも信頼関係を築けるように工夫していきましょう。

 

また、初めての商談でオンラインを使う事に抵抗があるという人も多いため、不安を取り除いてあげられるようにしておくのも一つの手です。自社のサービスを説明するだけでなく、信頼を獲得するためのスキルを磨けると良いのではないでしょうか。

説明や提案をよりわかりやすく

取引先の企業に足を運ぶ場合には、サービス内容や料金体系が書かれている資料を見せて説明する事もが多いのではないでしょうか。商品が存在する時には、実際に見せる事で成約に繋がりやすい事もあったのです。しかし、オンラインで商談する場合には実物を見せられないというデメリットが生じるため、それをカバーする手はずを取らなくてはいけません。

 

オンラインで商談を行う事となった場合には、事前にサンプルを送付しておくというのも良いでしょう。また、説明や提案の仕方にも工夫をして対面での商談よりわかりやすく説明する必要があるのです。その他にも、声が聞き取りづらくなる事も考えられるので、ハッキリと丁寧に話すようにしましょう。

好印象を与えられる環境づくり

オンラインで商談する前にあらゆる準備を進めておく事で、先方にも失礼がなく商談を進められる事となります。インターネット回線の確保をしっかりしておく事や音声テストなど、商談が始まってからでは確認出来ない事を事前に済ませておきましょう。

 

また、身だしなみの確認光の入り方をチェックしておくと良いですよ。見え方によって印象が変わる事もあるので、オンライン商談を成功させるために何度もリハーサルを重ねておきましょう。

 

オンライン商談に必要な設備


 

「商談をオンラインで行うにしても、何を準備したら良いのだろう…」と感じている人もいるのではないでしょうか。初めての事であれば尚更ですよね。PCやスマホを持っている事が前提となりますが、どんな物が必要になるのかをご説明します。

 
【オンライン商談に必要な設備】

  1. インターネット環境
  2. Webカメラやマイク
  3. オンライン商談ツール

 

大きく分けて、この3つを用意します。商談の途中で途切れてしまう事のないように、安定したインターネット環境は欠かせません。ADSLやポケットWi-Fiでインターネットを使用している人も多いのですが、商談をするとなると不安定になる可能性もあります。その点では、光回線などのインターネット接続が好ましいでしょう。

 

また、ビデオ通話をする場合にはカメラで互いを写し出し、マイクを通して会話をします。多くのノートパソコンにはWebカメラやマイクが内蔵されているので、それを使うと良いでしょう。スマホでオンライン商談をする場合にも、カメラやマイクが内蔵されていますが、画面が小さいので少し不便に感じる事も。

 

オンライン商談ツールは、有料のものから無料のものまでさまざまです。無料で使えるツールとして「ZOOM」や「Meet」、「Microsoft Teams」などを使ってみても良いかもしれませんね。これらのツールは、PCやスマホなどのデバイス問わずオンライン通話ができるので、不慣れな人でも簡単に使用する事が出来るのではないでしょうか。

まとめ

オンラインを活用して行う商談について、メリットや成功のコツをご紹介しました。これまでは実際に足を運んでいた営業マンにとってもプラスに働く事も多いのです。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から考えても、人との接触を最小限にするという大きな取り組みです。

 

オンライン商談ツールの使い方を覚えて、全国各地の企業に商談が出来るようになると以前より良い結果が生まれるのかもしれませんね。慣れるまではやりづらさを感じるかもしれませんが、ツールを使いこなす価値はありそうです。

 

これからは、営業活動になくてはならないオンライン。オンラインを使用する上でのマナーや先方への思いやりを徹底して、今後も慕われる営業マンになりましょう!

 

Author:美プロ編集部

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