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【例文あり】求人票送付時に必須の挨拶状!書き方・送り方のコツは?


 

美容専門学校に求人票を送付する際に、一緒に送るのが挨拶状。挨拶状がしっかり丁寧に書かれていることで、学校からも安心感を持ってもらえますよ。挨拶状の書き方のコツや送る時期、実際の例文も紹介していくので、この記事を最後まで読んで求人票送付の参考にしてみてくださいね。

 

INDEX
■そもそも求人票ってどんなもの?
 -求人票の書き方例
■挨拶状に記載すべき項目とは?
■挨拶状の例文
■求人票の送り方や適した時期は?
■まとめ

挨拶状の書き方のコツ!そもそも求人票ってどんなもの?

挨拶状を添えるという事よりも、「まず求人票って何?」と思う人も多いのではないでしょうか。自身が勤める企業で求人をする事さえ初めてという人もいるでしょう。ここでは、美容専門学校に送る求人票で説明をしていきます。

 

求人票とは、社員の採用を予定している企業(サロン)が労働条件を記載して、未来の美容師などがいる専門学校へ求人を申し込む際に提出する書類のことです。もちろん、美容師でなくても求人広告を使って求人募集をする企業も多くあります。美容専門学校で求人したい場合には、公式サイトに「求人票のフォーマット」が用意されている事もありますので、そちらを使うと良いでしょう。美容専門学校の求人票を例に記載の仕方をご説明します。

求人票の書き方例


 

⇒参考:東京総合美容専門学校HP(求人票について)
 

このように、求人票に記載する項目は大きく分けて以下の5つ。学校によって記載項目が異なる可能性もありますが、求人に応募しやすいように詳細をしっかり記載しておくようにしましょう。

 
【求人票に記載する項目】

 

専門学校に通う学生は、この求人票を見て就職先を決めたりサロン見学を検討したりします。サロンの情報をきちんと記載する事はもちろんのこと、お給料や有給、福利厚生や手当に関しても細かく記載しておきましょう。多くのサロンが求人票を提出する事になるので、他のサロンとの差別化を図れると良いかもしれませんね。また、店内写真などの画像を掲載するスペースがあるのであれば、明るく鮮明に写っているものを選び、学生が就職した後の自分を想像できると尚良いでしょう。

挨拶状に記載すべき項目とは?

美容専門学校へ送る求人票の作成が出来たら、提出時に添付する「挨拶状(送付状)」を用意しましょう。決められたフォーマットの求人票を送るだけでなく、挨拶状も添えておくと丁寧な対応をしてくれる企業として受け取られるのではないでしょうか。求人票に様々な情報を記載したように、挨拶状にも記載すべき項目があるので注意してくださいね。

 

 
【挨拶状に必要な項目】

  1. 宛先
  2. 時候の挨拶
  3. 目的やお願い
  4. 送付する書類の内訳
  5. 採用企業の連絡先

 

あまり長い文章で挨拶状を書こうとはせず、1、2文で感謝の気持ちが伝えられるように作成してみると良いでしょう。挨拶状は求人票に対する補足のような役割なので、わかりやすく書かれている事が大切です。

 

挨拶状は、美容専門学校の求人票の送付時だけでなく、お見舞いやお礼、社名変更や新会社設立など、さまざまなシーンで利用する文書です。わかりやすく簡潔に書かれている事は大切なのですが、書き方のマナーが問われる文書でもありますので、送る季節によって異なる時候の挨拶や言葉の使い方など、しっかりと学んでおくと良いと言えるでしょう。

挨拶状の例文

それでは、挨拶文の例文を見て行きましょう。挨拶文に記載する項目ごとにご紹介します。求人票を送る季節に合わせた時候の挨拶やこれまでの採用に関するエピソードなど、オリジナリティを出して作成をしていくと良いですよ。ビジネスレターになりますので、「拝啓」「時候の挨拶」を書いた後に「繁栄を喜ぶ言葉」と「感謝の言葉」を入れるのが一般的です。

宛先

美容専門学校の誰に送るのかをきちんと明示します。

 

○○美容専門学校 就職指導室 御中

○○様

時候の挨拶

送付する時期により異なりますが、四季に合わせるのが一般的です。

 

拝啓

○○の候、貴校におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は当社の採用業務にひとかたならぬお力添えをいただき、心より感謝申し上げます。

目的やお願い

送付の目的を記載した後に、求人票を紹介して頂きたいという事をお願いします。

 

さて、本年も当社では若干名の採用をする事となり、貴校に求人をお願いしたいと考えております。

つきましては、求人申込書をご送付いたしますのでご査収・ご提示の程宜しくお願い致します。

送付する書類の内訳

送付する書類の内訳を箇条書きで記載します。

 

送付書類一覧

・求人票(2枚)

・会社案内パンフレット(1部)

採用企業の連絡先

一言添えて、採用する企業の連絡先を記載します。

 

なお、ご質問やお問合せは採用担当の○○までご連絡ください。

企業名(サロン名)

代表者、採用担当者

住所 〒000-0000 東京都新宿区○○1-2-3 ○○ビル1F

電話番号 03-0000-0000

求人票の送り方や、送るのに適した時期はいつ?


 

求人をするタイミングは企業(サロン)によってまちまちですが、どんな時期に送るのが適しているのでしょうか。学生が就活を始める時期に合わせて求人を出せると良いでしょう。

 

専門学生の多くは2月頃から求人を探し始め、3月には就職セミナーが実施されるなど本格的に就職活動がスタートします。一般的な企業は6月頃から選考を始めるため、2月~5月には求人票を出しておきたいところですね。

 

また、求人票には前述したように挨拶状(送付状)を付けて送るようにしましょう。ただ送るのではなく、きちんと担当者を調べてから送るようにしてください。求人票の提出が遅れてしまうと、欲しい人材が見つからず早めに動き出した学生を取りこぼしてしまう事になるので、求人を考えている企業はタイミングにも気を付けましょう。

まとめ

美容専門学校など、毎年求人票のやり取りを行う場合には、細かな気遣いを忘れないようにしてください。学校から学生を紹介してもらって、長く良いお付き合いをしていくためには、定型文に頼っていてはいけません。

 

採用した学生の働く姿や感謝の気持ちも添えて、オリジナリティを出した挨拶状を作り上げる事も大切です。「昨年、貴校の学生を採用し、今ではリーダーとして活躍しております!」などと、採用後のエピソードを添えると数多くある企業の中でも印象付けられるのではないでしょうか。

 

求人票に添付する挨拶状は短いお手紙のようなものですが、心のこもった言葉で挨拶するようにしましょう!

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