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ウエディングプランナーが知っておきたい結婚式のトレンド
移り変わる結婚式のトレンド
10年ごとに変化がある結婚式のトレンド
結婚式のトレンドは時代の景気や情勢にもよりますが、10年を目安にトレンドが変わるそうです。経済の不安定さや災害などで情勢が大きく変わった2010年頃からは、目に見えない絆を大切にしようという考え方が徐々に広がってきました。最近の結婚式のトレンドも「シェア」「家族」「イケ婿」といった、人同士のつながりを思わせるキーワードがポイントになっています。
最近のトレンドは「つながり婚」
つながり婚の考えの根底には、新郎新婦だけでなく両家の両親や親族とのつながりを大切にするという気持ちがあります。たとえば、一般的な結婚式だとケーキカットを2人で行なっていましたが、つながり婚では新郎新婦と両家の両親を含む6人でケーキカットを行なうこともあるのだとか。
結婚式に協力的な「イケ婿」
「新郎があまり結婚式の準備を手伝ってくれない」という悩みを持った女性も多いそうですが、近年では「結婚式は花嫁と花婿のもの」という考え方も広がってきています。そのため、準備段階から積極的に手伝う花婿さんも増えているとのこと。そんな、協力的な花婿さんに対して「イケ婿」という言葉が誕生しました。
会場が一体感を持つ「シェア」
結婚式は新郎新婦やその家族だけでなく、会場全体で喜びをシェアしようという考え方が生まれきました。その考え方を体現したのが新郎新婦を含めゲストが一緒に踊るフラッシュモブやゲストが指ハンコやスタンプを押して結婚を証明するウエディングツリーなど。このように、出席したゲスト全員で楽しめる演出が増えています。
私たちに合った結婚式を教えて!
言葉では地味婚やハデ婚など色んな結婚式のことを聞きますが、実際のところはどんな結婚式なのかきちんと知られてません。こちらの項目では今までトレンドになった結婚式のスタイルについてご紹介します。
ハデ婚
1980年代のバブル期に流行ったゴージャスな結婚式。ゴンドラで新郎新婦が登場したり、ミラーボールがクルクル回っていたり、お色直しが2回も3回もあったりとかなりお金をかけていたようです。
地味婚
1990年代に突入するとゴージャスなハデ婚から一転して地味婚が流行りました。バブルがはじけたこの時期、結婚式を行なわず入籍のみするカップルや挙式はせず写真撮影で済ませるカップルが増えたようです。
アットホーム婚
2000年代に入るとゲストハウスを貸し切って、親しい人達と家族のみで行なうアットホーム婚が出てきました。気取らないスタイルのため、自然体でできると評判です。
和婚
2010年代になると日本の伝統的な和婚が見直されてきました。晩婚化が進んできたこともあってか、落ち着いた佇まいの和服での結婚式が多くの花嫁さんから支持を集めたようです。
アットハート婚
感謝の気持ちを伝える結婚式が2011年に誕生しました。新郎新婦の好みだけでなく、ゲストや親族が楽しめるような演出が特徴的です。
シェアド婚
アットハート婚と基本は同じですが、ゲストや新郎新婦が協力してウエディングアイテムを作ったり、ゲスト参加型の演出をしたりとみんなが楽しめる結婚式です。
ウエディングプランナーは最高の結婚式を望む新郎新婦のサポートをする存在です。最高の演出を提案するためにも、最近のトレンドを知っておきましょう。
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