両立するのが難しい理由
仕事の時間が不規則なブライダルプランナーは、子育てをする時間の確保が難しいという状況があります。
ほとんどのブライダルプランナーはシフト制であり、平日が休みとなる場合が多いです。結婚式は、主に土日やゴールデンウィークなどの休日・祝日に開催されるため、なかなか休みが取れないのが現実。そのため、子どもとコミュニケーションを取る時間が短くなってしまいがちです。
育児中だと定時で上がらせてくれたり、短時間勤務にしてくれたりと配慮してくれることはありますが、忙しいときはなかなか抜けられないことも。
子どもが小さいときは、近くに面倒を見てくれる人がいると心強いでしょう。また、パートナーと協力し合うことも必要です。夜遅くまで仕事をするとなると十分に睡眠時間を取れないこともあり、子育てに加え家事も行うと手が回らなくなってしまう可能性も考えられます。
ブライダルプランナーは、一人で仕事を上手くこなせるようになるまでに時間がかかる場合がほとんど。一人前になったらあらゆる現場で重宝されるようになります。もし子育てで一時期お休みした場合でも、復帰したときには活躍できる場所は沢山ありますよ。
両立させるための解決策
「今までやってきたブライダルプランナーを続けながら子育てしたい」と思っている方は多いはず。ブライダルプランナーと子育てを両立させるに、まずはパートナーの理解が必要になってきます。2人とも仕事が忙しく、なかなか休みが取れない状況だと、子育てが成り立たなくってしまう可能性があるからです。次にパート勤務のあるブライダルプランナーの職業に就くこともひとつの手でしょう。フル勤務だときつい体力面も、パートとして決められた時間の仕事だと、子育てや自分の時間を確保することが可能になり、続けられるでしょう。また最近増えている「ママ歓迎!」の職場へ転職するのもいいでしょう。子どもがいることに配慮して、仕事を早く上がらせてくれることもあります。
長い間経験を積んできた人なら独立を考えるのも方法のひとつ。勤務先の企業と契約して、勤務できる日のみ出勤することも可能です。子どもが大きくなったら、完全に独立してフリーランスとして働くこともできます。
結婚、出産の経験をブライダルプランナーの仕事に活かす
ブライダルプランナーは結婚式を挙げる新郎新婦の気持ちを汲み取る力が必要です。経験や知識が仕事に大きく影響してくる職業。
ブライダルプランナーとして働いている人の中には、専門学校や大学を出たばかりの人、結婚や出産を経験した人などさまざまな人がいます。その中でも結婚や出産を経験した人は、相手の気持ちを汲み取るのにたけている人が多いため、お客さんからも信頼されやすいようです。そのため、さまざまな経験をしている人ほど強みになります。