海外で活躍するブライダルプランナー
日本と海外のブライダルプランナーの違い
ブライダルプランナーは日本だけで通用する仕事ではありません。最近では「海外で結婚式を挙げたい」というカップルが増えており、そういったカップルの願いに応えるために海外で挙式のプランニングを行う海外ブライダルプランナーが求められているのです。
日本のプランナーと海外のプランナーの違いは所属する場所。日本ではホテルで結婚式を挙げる独自の文化があり、そのホテルの婚礼部門に所属するのが一般的です。一方海外のブライダルプランナーはフリーで活躍するのが一般的で、婚礼部門に所属するなどの風習はありません。海外のカップルは結婚が決まるとブライダルプランナーを探して契約し、挙式当日までサポートを受けます。
海外ブライダルプランナーになるためには
海外で挙式をプロデュースするブライダルプランナーになること自体は難しくないのですが、プランナーとしての仕事をスタートするまでが大事です。何が必要になるのか確認しておきましょう。
日本のブライダル養成学校で海外ウェディングの知識を身につける
海外で活躍するためにはまず日本であらかじめプランナーについての知識を身につけ、その後に海外のブライダル養成スクールで学ぶことが近道です。
忘れてはいけない語学力
海外でのブライダルの仕事は、基本的にその国の言語で行うのが基本です。自分が働こうと決めた土地の言語は確実に覚えていなければ、仕事をすることすらできないでしょう。海外での挙式を希望するカップルは、大きな憧れを抱いている反面、大きな不安も抱えています。海外ではプランナー頼りになるため、国内以上に責任感が必要になってくるのです。現地のブライダル事情にも詳しくなければいけませんので、現地の人とコミュニケーションをとるためにも、語学はしっかり学びましょう。
必須！海外で働くためのビザ取得
海外で働くためには「就労ビザ」が必要になります。これがなければ海外で働くことはできません。そのほかにもその国で永住できる「永住ビザ」や「ワーキングホリデービザ」などがあります。ビザには期限が定められているものもあるので、取得する際には確認が必要です。
スムーズにプランを進めるために現地の風習を知る
海外で挙式を挙げるためには、現地の風習や歴史を知ることが必要になります。結婚式について日本独特の風習があるのと同様に、海外でも独自の文化があるのです。現地でスムーズにプランを進行させるためにも、その現地の業者とコンタクトを取る必要があります。
海外ブライダルプランナーはこれからも需要が増加する
海外ブライダルプランナーはどんどん需要が高まっています。まだ海外での挙式がマイナーだった時代は、「とにかく海外で結婚式を挙げること」が重要視されていました。しかしだんだんと海外で式を挙げるカップルが増えていくにつれ、結婚式に「個性」が求められるようになったのです。それに伴って個性的で斬新なプランやコーディネートを提案できるプランナーが多く求められるようになってきました。海外ブライダルプランナーはまだまだこれからの職業です。
