仲人(なこうど)とは
最近の結婚式では、仲人を立てるという方は少なくなってきています。
仲人とは、挙式や結婚式などにおいて、結納から結婚式まで取り仕切ったり、新郎新婦や両家両親の間を取り持ったり、新郎新婦の間に入り、客観的な目線で意見を述べるなど、非常に重要な役割を担っています。
仲人の役割
- 両家の間に何か問題があった際、仲裁に入ってもらえる(取り持ってもらえる)
- 挙式や披露宴などの進行や費用面で問題があれば、客観的な目線で意見がもらえる
- 結婚式が終わってからも、新郎新婦の2人の生活面や仕事面での相談にのってくれる
このように、仲人は重要な役割を担っています。
仲人を選ぶときのポイント
仲人を選ぶときの大切なポイントをご紹介いたします。
仲人を選ぶときのポイント
- 新郎新婦の共通の知り合いである
- 新郎新婦が信頼できる夫婦
- 新郎新婦が理想としている夫婦
- 結婚式が終わってからもずっと付き合あっていける夫婦
一般的には、会社の上司や先輩、学生時代の恩師などが選ばれることが多くあります。また、夫婦円満な方にお願いする方が良いでしょう。
仲人に対するマナー
次に、仲人に対するマナーをご紹介いたします。
仲人へのマナー
- 仲人を依頼する時は、遅くても3ヶ月前までに依頼をする
- 仲人の都合を確認してから、式や結納の日取りを決定する
- 結婚式が終わって、2日以内に両家両親や新郎新婦とともにお礼に伺い、金一封(謝礼金)をお渡しする
- 仲人へお渡しする金額は、相場として10万円~30万円程度が多いようですが、しきたりなどにもよりますので、両家両親とよく相談する
- 金銀の水引の祝儀袋(結切りもしくは鮑結び)にお礼を包み、「御礼」または「寿」と表書きに記載する
- 仲人への挨拶もきちんと行う(新婚旅行・お中元・お歳暮・年賀状・出産・転居など)約3年後のお歳暮の時に直筆の手紙で、夫婦円満に過ごしていることなどをお伝えし、ご挨拶とし区切りをつけるようにします
現代では、仲人を立てる人が少なくなっていますが、仲人は、新郎新婦の間に入り、客観的な目線で意見を述べたり、新郎新婦・両家両親それぞれの間に入り、仲裁を行うなど非常に重要な役割を担っています。あなたも仲人を立ててみませんか?