美容スペシャリストな自分になるために
作成:2022.01.05
ウエディングプランナーとしてのスキルを向上!今すぐできる勉強法とは
結婚式の企画やご提案など最高の結婚式を作り上げるため、日夜、努力を重ねているウエディングプランナー。大変な仕事だからこそ、やりがいを感じられるのでしょう。そんなウエディングプランナーになるため、どのようなスキルが必要なのでしょうか。ここでは、ウエディングプランナーに必要なスキルの鍛え方(勉強法)をご説明します。ご自身に足りないスキルがあった場合に、参考にしてみてくださいね。
INDEX
■ウエディングプランナーに必要な5つのスキル
■ウエディングプランナーのスキル向上に繋がる勉強法
■ウエディングプランナーに必要な知識を学ぶには
■まとめ
ウエディングプランナーに必要な5つのスキル
ウエディングプランナーになると、たくさんのお客様を担当する事になります。瞬時に判断し、お客様に合った接客をしなければならないのです。さらには、高額の費用がかかるためミスは許されず、トラブルが起こりやすい環境だということ。そのため、スキルをしっかり身に付けてからお客様の対応をする事になります。ここで、ウエディングプランナーに必要なスキルを5つご紹介いたします。
1.企画力
企画力は、会場に打ち合わせに来る新郎新婦に対しニーズに合った企画をご提案するのに必要です。明確に理想の結婚式が浮かんでいる場合にはそこまで企画力は問われませんが、明確にビジョンが浮かんでいる新郎新婦は多くないのです。
「幼い子どもから祖母までご出席頂ける予定なので、アットホームな結婚式にしたい」など相談を受ければ、そこからどのような結婚式にしていくかウエディングプランナーが提案する事になります。その提案に新郎新婦が納得しなければ、他の会場が選ばれる事になってしまいます。
2.傾聴力
傾聴力とは、相手の話に耳を傾け、置かれている状況や境遇を伺ったり今感じている事を話してもらったりする事です。いくら笑顔を振りまいていても、傾聴力がなければ新郎新婦も心を開いてはくれないでしょう。
新郎新婦のお悩みを親身になって聞いてあげられる事で、状況も把握しやすく最善策をお伝えできるのではないでしょうか。様々な事をご案内する立場なので、情報を正確に伝えるためにも認識のズレをなくしていく事が重要です。
3.プレゼンテーション力
ウエディングプランを練ってから新郎新婦に的確な説明をする事で、契約するかどうかを検討してもらえます。誰もが羨むような結婚式場だったとしても、納得のいく説明がないと契約してはくれません。
「この会場を選ぶことで得られるメリット」や「なぜ、この商品が必要なのか」という面でも、しっかりお伝えできると良いですね。また、良いことばかりお話するのではなく、相手の状況を加味した上で「考えられるトラブルと改善策」を会話の中に織り交ぜられると良いかもしれませんね。
4.マルチタスク能力
ウエディングプランナーは、同時に何組もの新郎新婦を担当する事になるため、いくつものタスクをこなしていく力が必要です。「今、このお客様の挙式プランを練っているから、他の事は考えられません」というわけにはいきません。
また、会場へ来館されるお客様の対応の他、事務作業など多岐にわたります。土日には多くのお客様を接客するため、事務作業を行う時間が取れないなんて事もあるでしょう。タスクの優先順位を常に考えて、一つずつこなしていけるようにしましょう。
5.調整力
ウエディングプランナーは、会場に足を運ぶ新郎新婦とスタッフの関係性を築く上で大切な存在となります。新郎新婦の事をよく知り、働くスタッフの信頼があるからこそ、互いに最高だと思える結婚式を作り上げられるのです。時には、新郎新婦の間に入って仲を取り繕う事も。
また、日程調整も頻繁に行なう業務のひとつです。打ち合わせのキャンセルや日程変更、挙式までのスケジューリングなど、調整力が試されるシーンは数多くありますよ。
ウエディングプランナーのスキル向上に繋がる勉強法
ここまで、ウエディングプランナーに必要なスキルを5つご紹介いたしましたが、誰もが身に付けているスキルではありません。「私には、提案力がなくて向いていないからウエディングプランナーにはなれない…」と諦めるのではなく、少しずつトレーニングを重ねて能力を鍛えてみてはいかがでしょうか。
スキル向上:企画力
そもそも、企画力とは何でしょうか。その概念は、人それぞれで違うかもしれませんね。何かを作り上げる発想力や計画を練る力、斬新なアイディアを放出する力など。ウエディングプランナーに必要な企画力は、新郎新婦の満足いく結婚式を作るというお題に対して応えられる事が大切です。以下のような事を意識して、トレーニングしてみてください。
【企画力を高める方法】
- 様々なジャンルで情報を集め読み返す
- 出来るだけ多くの情報から企画の引き出しを増やす
- 1つの言葉からあえて軸をずらした言葉で紡いでいく
1つの言葉から企画を出していく場合に類義語で考えてしまうなど、似通った言葉を挙げる傾向にあります。似通った言葉では、新たな企画とは結び付きにくいため、少しずつズラしていく必要があるのですね。
スキル向上:傾聴力
続いては、傾聴力を身に付ける方法をご紹介します。相手の心情をより深く理解することが目的であり、相手の話にしっかり耳を傾けられるかが重要です。なかなか、心の内を他人に明かせないという人は多いはず。思っていることを引き出してあげて、「遠慮して言えなかった」「伝えたい事が伝えられなかった」なんて思いをさせないようにしたいですね。
【傾聴力を高める方法】
- 相手に体を向け、顔や目を見て話す
- 相手の話を遮らないようにして話す
- 相槌を打ちながら話す
- 会話をする時には柔らかい表情を意識する
このような事を意識しながら会話をしてみると良いでしょう。傾聴力のトレーニングをするには、どなたかと会話をしながら意識付けをするようにしてください。頭では出来るだろうと思っていても、案外出来ないものですよね。普段から、人と会話する時に練習してみてくださいね。
スキル向上:プレゼンテーション力
プレゼンテーション力は、ビジネスシーンで最も必要となるスキルと考えて良いでしょう。何かを売るためにわかりやすく説明するというだけでなく、「このようなプロジェクトを作りたい」などと新しい事をする時にも必要なスキルです。相手の知りたい情報を網羅した提案をするには、相手から質問されて困らないように知識を蓄えておかなければならないのです。
【プレゼンテーション力を高める方法】
- プレゼンテーションを実施する目的を押さえる
- プレゼンテーションをする相手を理解する
- 声の大きさや速度など、話し方に配慮する
- 強調したい所は、ボディーランゲージを活用する
慣れないうちは、プレゼンテーションをする際に緊張してしまうこともあるでしょう。しかし、経験を重ねていくうちに解消される事もあります。また、プレゼンテーションをする目的をしっかり理解し、相手の立場になって知りたい情報を探ってみても良いでしょう。
声の大きさや話すスピードは、トレーニングを重ねる事で身に付きます。ボイスレコーダーで練習を録音し、自分で聞き返してみると、不得意な部分が見つかるかもしれませんね。
スキル向上:マルチタスク能力
マルチタスク能力は、何組ものお客様を対応するウエディングプランナーにとって大切なスキルです。一組のお客様を接客した後に事務処理まで終わらせられれば良いのですが、土日祝日には多くのお客様が打ち合わせに来られます。1つの事だけでなく様々な業務の事を考えられて、優先順位を付けてタスクをこなせるようになると良いでしょう。
【マルチタスク能力を高める方法】
- タスクの把握、優先順位付け、工数見積もりを意識する
- 作業の所要時間を記録する
- スケジュールの達成度を振り返る
- 類似タスクをまとめる
「あれも!これも!」と考えながら行動出来る人とそうでない人がいるので、まずは効率化を目指してみるのがおすすめです。効率よく業務をこなせるようになれば、対応できる業務の数も増えていきます。また、お客様の特徴や趣味嗜好などは、記憶だけを頼りにするのではなく、きちんとメモを取っておくようにしましょう。多くの事を考えなければならないウエディングプランナーなので、記憶違いを防ぐためにも必要な手段です。
スキル向上:調整力
調整力は、結婚式までの準備を円滑に進めるために最も必要なスキルです。打ち合わせのスケジュール管理はもちろんのこと、人の間に入って物事を進める役割があるウエディングプランナーは、人の事をよく見ておく必要がありそうです。
【調整力を高める方法】
- 打ち合わせの開始時間や終了時間をきちんと把握しておく
- 日頃から結婚式場で働くスタッフとコミュニケーションを取っておく
いざという時に、日程調整を受け入れてもらうためには、結婚式場で働くスタッフと人間関係を構築しておく必要があります。「お客様が都合つかないのだから仕方ないじゃん!」というスタンスでは、まわりで働く人は気分が良くありませんよね。「日程変更が重なり申し訳ないのですが、○○さんの打ち合わせ時間を30分ずらして頂けないでしょうか」などとお願いをした際に、快く受け入れてもらえるような関係を築くようにしましょう。
ウエディングプランナーに必要な知識を学ぶには
ウエディングプランナーになりたい!と思い始めた時から、徐々にウエディングプランナーに必要な能力を高めていけると良いですが、それとは別で、知識を学ぶ場所もあるのです。
【代表的なのは…】
- 専門学校
- 大学
- 資格スクール、養成学校
知識を身に付ければ次のステップとして資格取得に挑戦する事も可能。ウエディングプランナーは、資格を持っていなければなれない職業ではありませんが、専門的な知識を備えている事の証にもなるので就職する際に有利になります。また、何かの分野に自信を持って働けるというのは、社会人としてもプラスに働くでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ブライダル業界では、様々なジャンルでスタッフが活躍しています。今回は、ウエディングプランナーに必要な能力をご紹介しました。ですが、ウエディングプランナーだけではなく、社会人として役に立つスキルでもあります。
スキルを向上させるには、「今の自分を知る事」が大切です。自分を過信してしまえば、出来ていない事が見えなかったり人より劣っている事に気付けなかったりします。もしかしたら、ありのままの自分を知った時に落ち込んでしまう事もあるかもしれません。ですが、能力を向上させるチャンスでもあるので、自分に何かが足りないな…と感じた時には、ここで紹介した勉強法(能力を高める方法)を試してみてくださいね!
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