結婚式を挙げる際に、一番お世話になるのは担当のウェディングプランナー。長ければ1年以上の付き合いになるからこそ、無事に結婚式を終えた後には何かお礼をしたいですよね。たくさんのカップルからお礼のプレゼントを貰っているプランナーだからこそ、記憶に残るようなオリジナリティある品を贈りたいですよね。
この記事では、結婚式を担当してくれたウェディングプランナーに渡すお礼のプレゼントについてご紹介していきます。
お礼の気持ちは、心づけかプレゼントで伝える
海外のようなチップ制度は日本には定着していませんが、プランナーへのお礼として現金を包む「心づけ」という慣習は広く知られています。
ただ、この心づけ、会社によっては受け取ってはいけないと定められていたり、もし受け取ったとしてもそのまま会社に渡さなくてはいけないと定められていたりする場合もあります。
その場合はせっかく用意をしてもプランナーに受け取ってもらうことができないので、そうした決まりがないかどうか事前に確認をしましょう。結婚式の申し込みをする際の契約書に、その旨の記載がされていることもありますよ。
また、心づけの相場としては3,000～10,000円くらいを目安と考えましょう。結婚式では1・3・5など割り切れない数字が良いとされているため、1,000円札を3枚渡すか5,000円札を1枚渡すか、10,000万円札を1枚渡すかなどが良いですね。
プレゼントを渡すタイミングはいつ？
心づけ（現金）を渡すのであれば、「今日はよろしくお願いします」という気持ちを込めて結婚式当日の朝にしましょう。ただ、プレゼントの場合には朝に渡すと荷物になってしまうので、結婚式を終えた後に2人で挨拶に行くタイミングで渡すようにしましょう。
もしプランナーが忙しくて捕まらない場合は、当日ではなく後日改めて挨拶に行っても問題ないでしょう。リゾートウェディングなど、遠方に住んでいる場合は郵送でもOK！ただ、あまり式から日を開けないようにしてくださいね。
また、披露宴の最中にサプライズでプレゼントを渡すという演出をするケースも多々あります。事前に司会者と打ち合わせをして名前を呼んでもらい、プランナーを驚かせちゃいましょう。
ウェディングプランナーが喜ぶプレゼント6選
心づけではなくプレゼントを渡す場合にも、3,000～5,000円程度のものを選びましょう。あまり高価なものを選ぶと、逆に相手に気を使わせてしまいます。
続いては、その予算の範囲内で購入することが出来るプレゼント6選をご紹介します。相手の好みに合わせて、喜んでもらえるものを選んでみてくださいね。
・ボールペン（予算：約5,000円）
仕事で毎日使うボールペンや万年筆は、ウェディングプランナーにとって必需品。何本あっても困らないものですし、お客様にサインをしてもらうために貸すこともあるので、ペンにはこだわっている人も多いでしょう。だからこそ、ボールペンのプレゼントは喜んでもらえること間違いなし。
名入れ加工をしてもらっても良いですね。ずっと使えるようなシンプルなデザインを選んで、長く愛用してもらいましょう。プレゼントしたペンを見るたびに、自分たちのことを思い出してくれるはず。
・みんなで分けられるお菓子（予算：約3,000円）
お互い気を使わず、かつ男女関係なく喜んでもらえるのが個包装になっているお菓子でしょう。自分たちが住んでいるエリアの有名店や、行列ができる話題のお菓子などを購入して差し入れると喜んでもらえますよ。相手が女性であれば、写真映えするような見た目の可愛いお菓子を選んでも良いですね。
プランナーだけではなく他のスタッフにも分けられるので、結婚式に関わってくれた人全員に感謝の気持ちを伝えることができますよ。手紙を添えて渡すことで、より喜んでもらえること間違いなし。
・バスグッズ（約2,000～3,000円）
繁忙期であれば、日々の激務に追われてくたくたになって帰宅することも多々。そのため、疲れた身体を癒すためのバスグッズは重宝されますよ。
プランナーは、たくさんの人に会うという仕事上、香りのついたハンドクリームやオイルをプレゼントされても身に着けることが出来ません。ですが、バスグッズであれば自宅で使うものなので、どんな香りのものでも喜んでもらえるはず。
お風呂に入れてそのまま使えるバスボムや肌のお手入れに使うスクラブなど、様々な種類があります。使い切りのバスボムと、数か月使い続けることのできるオイルやスクラブをセットにしてプレゼントしても良いですね。
・名入れギフト（予算：5,000～1万円）
名前の刻印やイニシャルの入った何かをプレゼントするというのも定番のプレゼントですよね。ありふれたプレゼントでも、名前が入っているだけで一気に特別感が増すもの。
- 名入れリップ
- 名入れ箸
- 名入れキーケース
- 名入れマグカップやタンブラー
- イニシャル入りのハンカチ
- 名入れのお酒（ワイン、日本酒など）
- 名入れのペン
- 名入れのブリザーブドフラワー
上記のように、名入れギフトにも様々な種類があります。仕事でも使えるようなハンカチやリップの他、相手がお酒好きであれば名入れのワインや日本酒を渡しても喜んでもらえるはず。お店で直接名前を刻印してくれることもあれば、ネット販売でも刻印サービスを扱っていることもあります。
気に入った商品があれば、名入れをしてもらえないかどうか聞いてみても良いですね。
・一緒に撮った写真を入れたフォトフレーム（約2,000円）
結婚式当日に担当のウェディングプランナーと一緒に写真撮影をして、それをフォトフレームに入れて一言メッセージを添えて渡しましょう。デスクに飾っておくこともできて、印象深いプレゼントになりますよ。また、フォトフレームはなくても、一緒に撮った写真を手紙と一緒に渡すだけでも十分嬉しいプレゼントになります。会わなくなった後も定期的に自分たちのことを思い出してくれるきっかけにもなりますよ。
感謝の気持ちを込めた手紙（予算：レターセットの代金のみ）
現役プランナーたちからも、1番嬉しい！という声があがるのがやはり手紙。仕事でどんなにつらいことがあっても、これまでにもらった手紙を読んで「これからも頑張ろう！」と思えるもの。無理に長い手紙を書こうとしなくて良いので、これまでに感じた感謝の気持ちを素直に伝えてみましょう。クレームも多いプランナーの仕事だからこそ、「今までありがとう、あなたが担当で良かった。」という一言だけでもとても嬉しく感じるのです。
まとめ プレゼントは無くても感謝の気持ちは伝えて
今回は、結婚式を担当してくれたウェディングプランナーに渡すお礼のプレゼントについて見てきました。日本ではチップの文化が無い分、プランナーの方にお礼を渡すというのも緊張してしまう人が多いはず。
ですが、高価なプレゼントや心づけを渡さなくても、新郎新婦からの感謝の言葉や手紙だけで十分に気持ちは伝わりますよ。毎日目まぐるしく打ち合わせや結婚式の準備に追われるウェディングプランナーは、大変なこともつらいこともたくさん。そんな時にも、結婚式を担当した新郎新婦からの「ありがとう」の言葉をかけてもらうことで心が救われるもの。
あまり難しく考えずに、素直な感謝の気持ちを伝えてみては？
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