Site icon 美プロPLUS

12月12日は大切な人に薔薇を送る「ダズンローズデー」。薔薇の花束を贈って、あの人を笑顔にしてみては?


 

ブライダル業界の第一人者である桂由美さんと内田和子さんによって定められた記念日、ダズンローズデー。大切な恋人やパートナーに12本の薔薇の花束を渡す日として知られますが、一体なぜ12本なのでしょうか?その本数に込められた意味や薔薇の本数と色によって異なる花言葉まで学んで、大切なあの人にぴったりの薔薇の花束をプレゼントしましょう。

 

「最近何だかマンネリ化している気がする…」「たまにはびっくりするようなロマンチックなプレゼントをしてみたい!」そんな方はぜひこの機会に、薔薇について勉強してみては?

女性なら一度は憧れる薔薇の花束、プレゼントしたらきっと相手も最高の笑顔になるはず!

ダズンローズデー、元々はヨーロッパの言い伝え


 

ダズンとは、1ダースという意味を表します。つまり、ダズンローズとは「12本の薔薇」のこと。欧米では古くから「恋人に12本の薔薇の花束をプレゼントすると、幸せになれる」という言い伝えがあります。

 

実は、その言い伝えにはこんな物語があるのです。

かつてヨーロッパの男性は、恋人にプロポーズをするために恋人のもとに向かう途中で野薔薇を12本摘んでいた。
その薔薇を持って恋人のもとに到着すると、12本にそれぞれ1本ずつ異なる誓いを立てて、愛の言葉と一緒に女性に手渡していた。

 

プロポーズを受ける女性はその中から「最も大切にして欲しい」もしくは「自分が最も大切にしている」想いが込められた1本を抜き取り、男性の服の胸元に挿すことを以て、「YES」としていた。

 

ちなみにその12本にはそれぞれ「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」という想いが込められています。どれも結婚相手に必要な条件ばかり。ダズンローズデーで薔薇の花束を渡すのを機に、ぜひ改めて相手に対する気持ちを見つめなおしてみて下さい。

大切な相手のために。12の想いを言葉にするには?

「ダズンローズの12本に込められた想いを、自分の言葉で伝えたい!でも、ヨーロッパの人達みたいに直接伝えるのは恥ずかしいしどんな言葉にして伝えよう…。」そんな風に悩んでいる人の為に、伝え方の例をご紹介します。

  1. 感謝:何かをしてもらうことを当たり前と思わず、感謝の気持ちを忘れず持ち続けます。
  2. 誠実:隠し事はせず、裏切らず、いつも誠実な心であなたと向き合います。
  3. 幸福:一緒に過ごしていくことで、あなたを必ず幸せにします。また、あなたといることで私自身もずっと幸福でいます。
  4. 信頼:疑うことはせず、お互いを信頼できるような関係性であるよう努めます。
  5. 希望:どんな困難がある時にもあなたと一緒に前を向いて希望を持って生きていきます。
  6. 愛情:あなたへの目一杯の愛情はもちろん、自分への愛情も忘れないようにします。
  7. 情熱:どんなことにも情熱を持って向き合って、人生を楽しく情熱的に過ごします。
  8. 真実:自分を誤魔化さず大きくも見せず、ありのままの真実に向き合います。
  9. 尊敬:お互いが尊敬し合える関係でいられるように努めます。
  10. 栄光:社会的な名誉や栄光だけが大切ではないと理解し、尊重し合うことを大切にします。
  11. 努力:あなたを幸せにする努力を怠らず、あなたの全てを受け入れる努力もし続けます。
  12. 永遠:あなたと永遠に一緒にいて、永遠に支え続けることを誓います。

 

あなたの考えていることは必ずしも、口にせずに相手に伝わっているとは限りません。いつもは恥ずかしくて口に出さないようなことも、たまにはしっかりと言葉にして伝えてみてはいかがですか?

愛のシンボル。色と本数で異なる薔薇の花言葉って?

薔薇、と聞くと真っ赤な花束を思い浮かべる人も多いかと思います。プロポーズの際に多く使われることからも分かるように、薔薇は愛の象徴として知られます。そして、薔薇全般を示す花言葉も「愛」と「美」。

ただ、同じ花でも実は薔薇の花言葉は色と本数によって全く異なるのです。いざプロポーズをする時や受ける時に備えて、今から薔薇の花言葉を知っておきましょう。

赤い薔薇の花言葉


 

赤い薔薇全般の日本の花言葉は「あなたを愛する」「愛情」「情熱」など。

英語では「I love you」「romance」など、まさに愛の象徴と言える花言葉ですね。
まだ付き合っていない、もしくはまだ結婚していない相手に対して自分の情熱を伝えたい時に贈ると良い色です。

ただ、一概に赤と言っても、濃い色や薄い色など少しずつ色味が異なっています。深紅の薔薇には「無垢で愛らしい」緋色の薔薇には「灼熱の恋」など様々な花言葉がありますよ。

白い薔薇の花言葉


 

情熱的な赤い薔薇の花言葉に対して、白い薔薇の花言葉はスマートで純粋なもの。「純潔」「私はあなたにふさわしい」「心からの尊敬」など、恋人への情熱を伝えるというよりはパートナーへの気持ちを伝えるというイメージですね。既に婚約した相手や結婚して一緒に過ごす相手に対して贈るのが良いかもしれません。ちなみに英語での花言葉は「I am worthy of you」「reverence」など。

ピンク色の薔薇の花言葉


 

可愛らしい見た目と同様に、「可愛い人」「美しい少女」「上品」など、女性向けの花言葉が付けられているピンク色の薔薇。女友達の誕生日や結婚祝いに贈るのにぴったりの色ですね。「感謝」「あたたかい心」などの意味もあるので、日ごろの感謝の気持ちを込めて母親やお世話になった先生など年上の人に贈るのも喜ばれそう。英語では「grace」「happiness」など。

青い薔薇の花言葉


 

青い薔薇は、長年生み出すことが不可能とされてきました。2004年に世界で初めて、日本の企業であるサントリーが開発に成功したことで世界中に知れ渡りました。そんな青い薔薇の花言葉は「夢かなう」「奇跡」。英語だと「attaining the impossible」。恋人やパートナーというよりも、これから新しいことに挑戦する友人や卒業していく先輩に贈るのが良いのではないでしょうか。

黄色の薔薇の花言葉


 

今までのポジティブな花言葉と打って変わって、黄色の薔薇の花言葉は「愛情の薄らぎ」「嫉妬」「不貞」といったネガティブな意味が多くあります。英語でも、「jealousy」「decrease of love」など。もちろん「友情」や「平和」といった意味もあるので友人に贈る分には問題ありませんが、恋人や婚約者に贈るのは避けるようにしましょう。

本数による花言葉

何色の薔薇を選ぶかが決まったら、次は伝えたい内容によって本数を決めましょう。まだ恋人ではない相手に告白として贈るのであれば1本や5本、12本など。そして恋人に対するプロポーズの場合には50本や99本、108本などが適していますね。

 

本数によってはネガティブな意味のものもあるので、しっかりと意味を頭に入れた上で本数を選びましょう!間違えても恋人に対して13本を贈らないように注意。「さよなら!」なんて突き返されて立ち去ってしまうかもしれませんよ・・・。

 

ちなみにダズンローズの12本には、「日ごとに愛が強くなります」という意味が。一緒にいるごとにどんどん強くなる愛しい想いは、しっかりと言葉にして伝えてあげて下さいね。

結婚式でも取り入れたい、ダズンローズセレモニー


 

実はダズンローズを結婚式で取り入れる人もいます。神様の前で誓いを立てる神前式ではなくその場にいる友人たちに誓いを立てる人前式なら、こだわりたっぷりな演出をすることが可能。

 

「挙式でバージンロードを先に歩いて入場する新郎。この時に、バージンロード側に座っている友人たちから12本の薔薇を受け取ります。
後から入場する新婦が新郎のもとへと到着する時に、持っていた12本の薔薇と一緒に誓いの言葉を伝えます。

新婦はその中から1本を選び、新郎のスーツの胸ポケットに挿してあげます。それによって二人の誓いは成立。これを以て、二人の結婚が認められます。」

 

また、披露宴では新郎から新婦へのサプライズとしてダズンローズを行う人も。

 

「事前に新郎新婦の友人12人に、1本ずつ薔薇を渡して隠し持っておいてもらいます。新郎新婦が各テーブルをまわる時に、短いスピーチやお祝いの言葉と一緒にその薔薇を新郎に渡してもらいます。「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」の異なるテーマもそれぞれに伝えておき、そのテーマに見合った短めのスピーチやお祝いの言葉をもらっても良いですね。

 

全て受け取って中央に戻ったら、それを束ねて新郎から新婦に再度プロポーズ、もしくは誓いの言葉を伝えます。」

 

友人たちの協力もあって成立するダズンローズセレモニー。きっと新婦に大きな感動を与えてくれること間違いありません。事前に式場の人にも伝えて、照明や音楽も選んでおいても良いですね。

 

是非自分たちだけの演出で、ダズンローズを取り入れてみて下さい。薔薇の花が、二人にとって一生特別な存在になること間違いなし。

Exit mobile version