秋冬メイクとは?
秋冬メイクとは、その名のとおり秋ごろからの季節に適したメイクです。メイクを楽しむ女性から好まれるメイクでもありますね。
毎年、好まれるメイクに変化がありトレンドが変わっていくので、「その年のトレンドメイクをしたい」という方もいれば、「トレンド関係なく今の自分を一番かわいく見せられるメイクをしたい」という方もいて人それぞれですよね。
流行りの傾向としては、夏の暑い季節にはツヤっぽく見せる透け感たっぷりのメイクが流行り、秋から冬にかけて寒くなる季節にはマットなメイクが流行ります。最近では、マットでありながらツヤっぽさも少し残すセミマットというのも出てきているほど。
どんなベースメイクをして、どんな色のアイシャドウやリップを塗るか毎日変えても良いものなので、流行りを気にし過ぎずにメイクを楽しみましょう。季節に合わせてメイクを変えることが女子力アップの鍵。一年中同じメイクでいるよりも、今年は季節に合わせたメイクを楽しんでみては?
アイシャドウの色味で秋冬イメージをプラスして
アイシャドウは顔の雰囲気を変えるのでメイクにとっての要と言っても過言ではありません。夏にしていたアイシャドウをそのまま使っている方はいませんか?また、夏どころか何年も同じものを使っています、という方もいるかもしれません。
アイシャドウによって目元を立体的にみせたり光の加減できらびやかに輝やかせたりと、なりたい自分を自由自在に演出できるのです。パウダータイプのアイシャドウが主流ではありますが、リキッドタイプやクリームタイプもあります。
アイホール全体に薄い色のアイシャドウを塗り、目に近づくにつれて部分的に濃い色を重ねていくのが一般的。また、目の下の涙ボクロにも同系色のアイシャドウを薄く付けるのもおすすめです。目の下にも少し色味を加えることで、面長に見えてしまわないように顔のバランスを整えてくれます。
つい、小さなコンパクトミラーを覗き込んでアイメイクをしてしまいますが、部分的に見ていくより大きな鏡を用意して顔全体のバランスを見ながらメイクを楽しむと良いですよ。
ふんわりベージュとカーキでナチュラルに
このところ人気があるのがカーキ系。少しグリーンが入ったカーキは、ファッション業界でも人気のカラーです。
「緑色のアイシャドウってどうなの?」と、なかなかカーキを取り入れるのが難しいと敬遠してしまいますが、それほど個性的な仕上がりになる事もなく、且つおしゃれな感じも出してくれるのでとても優秀なカラーなのです。
アイホールにベージュのアイシャドウを塗るようにして、ポイントでカーキを入れるとナチュラルな仕上がりになりますよ。また、アイシャドウは4色位のパレットになっているものが多く、アイホールに塗るベージュ系やカーキと相性の良いブラウンなどが一緒に並んでいることがあるので、1つのパレットの中で部分使いをして立体的な目元が作れるようになっています。
ボルドーで大人の女性を演出
ボルドーと聞くと真っ赤なルージュを思い浮かべますが、アイシャドウではそれほど濃くなるわけではないのでご安心を。
ボルドーを使ってメイクをしたい場合も、幅広くボルドーのアイシャドウを塗ってしまうと目の周りが真っ赤になり、個性的になり過ぎてしまいます。なので、薄いピンクなどでアイホールを彩って目に近づくにつれてピンクなどでグラデーションを作ります。
最後の仕上げにボルドーを使用します。目尻だけにボルドーをのせるのがポイント。また、毛質の柔らかい筆を使うと上手にメイクを仕上げられますよ。備え付けのアイシャドウチップを使用しても良いのですが、色が付きすぎてしまう恐れがあるので柔らかくグラデーションなどの微調整に適している筆が一番良いのです。
秋冬の人気カラー!ブラウンをスモーキーなイメージに
秋冬メイクと言えばブラウンが大人気。ブラウンといっても赤みが入ったような色味もあれば、黄色が入ったようなゴールドに近いブラウン、グレーが入ったような赤みが全くないブラウンもあります。
大人っぽくクールなイメージを持たせたいのであれば、赤みを抑えたブラウンがおすすめ。アイシャドウで暗めの色を使うと目を大きく見せる効果があるので嬉しいところでもありますよね。だからといって、あまり濃く塗り過ぎてしまうと派手メイクになってしまいます。
足し算ばかりしていると引き算が難しくなり後に引けなくなっていきます。徐々に足していくようにして、目の周りが真っ黒なんてことにならないように注意しましょう。
気分で変える“いろどりリップ”
様々なブランドから発売されている口紅。数えきれないほどの色や質感の口紅があり、どれを使ったら良いかわからないですよね。最近では、口紅の他にカラーティントリップ、チークとしても使えるリップなども人気を呼んでいます。
カラーティントリップは、唇自体を染めて色素を定着させる口紅です。口紅を塗るとマグカップに付いてしまったり、すぐに取れてしまったりと何かと面倒なのですが、ティントリップはその心配がなくほんのり色付いた唇を維持できるのが人気の理由でもあります。
口紅のようにしっかりと色付けをしたいという方もいれば、ほのかに色味がある程度が好きという方もいますよね。そんな時は、チークとリップに使えるクリームタイプの商品がおすすめ。指に少し取り、唇の真ん中だけにポンポンと付けてなじませるとナチュラルに色付いた口元を演出できますよ。
それでは、数あるカラーの中から秋冬におすすめの色味を紹介します。その日のアイメイクやファッションに合わせて選んでみてくださいね。
コーラルピンクでほんのりナチュラルに
このところ、パキッとはっきりした色合いのリップが大流行していますが男性からはあまり人気がありません。女性はナチュラルでみずみずしい唇の方ほど人気があるようです。
そこでおすすめなのが、コーラルピンク。少しオレンジがかったピンクで可愛らしさを演出します。色白の肌に合い美白思考の日本人にとって相性が抜群です。また、濃い色のリップと比べると初々しさがあり、色が付き過ぎることもなく濃いメイクが苦手な人にもおすすめですよ。
仕上げにクリアカラーのグロスをお忘れなく。薄めの色にした時こそグロスでツヤを出しぷるぷるした唇を作りましょう。
女性らしさを演出する王道ピンク
目が覚めるようなピンクは、バービー人形のような女性らしさを演出してくれます。外国人風メイクが好みの方におすすめですよ。
かつて大流行したフューシャピンク(ビビットなピンク)はファッションに取り入れても良いですし、リップなどのメイクに取り入れても良いですよね。少し落ち着いた雰囲気を出したい時には紫色が強めに出ているものを選べば大人っぽく仕上がります。
秋冬メイクで大切なのはマット感。口紅を塗って、ティッシュでポンポン軽くたたき込んでから、さらに色付けし再度ティッシュでポンポンたたいてマットな質感にしていきます。
上品なボルドーで差し色に
唇が厚めで大きめの方によく似合うのがボルドー。なかなか手を出せない色味ではありまうすが秋冬にはもってこいのカラーなのです。
ボルドーの口紅をする際もマット感を出すのは基本。そして、最も濃い色なので口紅がはみ出していたり雑に塗ってしまったりすると残念な仕上がりになってしまいます。リップブラシを使いながら丁寧に塗るようにしましょう。
リップブラシを使用することで、口紅が付きすぎることもなくムラもなくなります。リップブラシの毛質には大きく分けて「天然毛」と「人口毛」の2種類がありますが、メイクに自信がない人はコシがあって塗りやすい天然毛がおすすめ。一方、お値段で決めるのであればリーズナブルな価格で手に入れられてお手入れも簡単な人口毛がおすすめですよ。
ボルドーの口紅を上品に使いこなすには、しっかりとリップブラシで丁寧に塗る事と、アイメイクの色合わせも忘れないようにしてくださいね。唇が目立つ分、アイシャドウも同系色のものを使いバランスを整えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。秋冬におすすめのメイクをいくつかご紹介しました。
メイクは好みであり、顔の作りも個人差があるので似合う色も違ってきます。いくら流行っているからといって、トレンドの色を使ってしまうとマイナスになってしまう事があります。何色も試してみて一番似合う色を使うようにして下さいね。
また、季節によってメイクを変えるのも大切な事です。何年も同じメイクをしているようでは、ズボラさんの印象も付いてしまいます。アイシャドウの色を変えるなり、口紅の色を変えてみるなり変化を加えてみると良いですよ。
メイクひとつで気分も上がるので、その時の自分で一番可愛くなるように彩りましょう。