美容スペシャリストな自分になるために
可愛い自分でいたい!メイクのノリを良くする方法
大切なデートの日や、面談、毎朝のメイク時など出来ればいつも同じように最高の仕上がりにしたいですよね。いつも、同じ生活をしているはずなのにどうしても変わってくる化粧ノリ。メイクしても上手に決まらないし、忙しい朝にイライラしてしまって一日のスタートが台無し。出かけるのも嫌になってしまいますよね。
せっかく、デートのために学んでおいた可愛いメイクアップ術も、練習では上手に出来たのに、肝心な当日に思うように仕上がらないなんてことも・・・。
そんな時、工夫次第で化粧ノリを良くすることができるんです♪化粧ノリを良くする方法をマスターして、どんな朝でも最高の自分を作りあげましょう!
化粧ノリが悪くなってしまう原因とは?
毎日、同じスキンケアをしているのに朝になると化粧ノリが違うなんて事、よくありますよね?一体、何が原因で化粧ノリが悪くなるのでしょう。
化粧ノリが悪いと感じる要因として下記の内容があげられます。
- 肌がかさつく
- 粉をふく
- ファンデーションがよれる
- ファンデーションを塗ってもてかる
- 化粧がすぐに崩れる
こんな状態がよく見られる方は、化粧ノリが良くないと言えるので、化粧ノリを悪くしている要因を知っておきましょう。
化粧ノリを決める要因はキメ!
よく美しい肌を”キメ細かな”などと表現し、産まれたての赤ちゃんの肌もキメが整っていますよね。
毛穴など見えないほどふわふわでスベスベ。実はこのキメが整っていることが化粧のりを良くする鍵となっているのです。
肌表面をよく見ると三角の形をしたキメがぎっしりと並んでいます。このキメの中に約20個前後の角質細胞が詰まっており、この角質細胞が潤いで満たされているとキメがふっくらと盛り上がって三角形が規則正しく重なります。
キメがきれいに整っていると光りが肌にあたったときに、細かいくすみやシワといった肌のアラが目立ちにくくなり、肌がきれいに見えるのです。
キメが乱れてしまう原因は?
毎日、外気に触れている顔。寒い季節や日差しが厳しい日は、自然とお肌のキメも乱していることになります。特にキメが乱れてしまう原因をまとめてみました。
①肌の水分不足
キメは20個前後の角質細胞で形成されており、十分に潤いで満たされることによってふっくらとし理想的な三角形を作ることができるのです。
ところが角質層の水分が不足してしまうと、角質層がしぼんでしまいキメが粗くなってしまうのです。いわゆる乾燥肌といったものですね。
②紫外線はやっぱり大敵
紫外線の影響を強く受けてしまうと、角質層の水分が蒸発してしまい、潤いが不足しがちになるのです。紫外線は角質層にダメージを与えます。
紫外線を受けないよう、外出する時は日焼け止めクリームなどを使って必ず肌をガードしましょう。
こんな生活習慣からも化粧ノリを悪くしている
普段の生活の中で、何気なく行っている習慣が化粧ノリを悪くしていることもあるんですよ。お肌にあまり興味がない人も下記の習慣が当てはまってしまったら、少しずつ生活習慣を改善して化粧ノリの違いを確かめてみて下さいね。
こんなにも違うの?と体感されたら、きっとご自身のお肌に関心をもち始められますよ。いつも、可愛くいたい人はいつものお肌ケアにプラスして取り入れてみてください。
①脂とり紙の使いすぎ
顔がテカっているとき、汗を大量にかいたとき、良かれと思って脂とり紙を使って余分な皮脂を拭き取っていますよね。
ですが、肌の潤いが十分でないのに、脂とり紙を使いすぎてしまうと逆に良くない効果をもたらしてしまうのです。肌は乾燥を防ぐために皮脂分泌を活発にさせています。皮脂分泌量が増えると化粧がくずれやすくなってしまうので、脂とり紙を使う場合はお肌に十分に潤いが保てているかを確認してから使うようにしてくださいね。
皮脂が浮いている状態の顔は、見た目が良くないので脂とり紙を使う事は良い事なのですが、使いすぎて乾燥を促してしまっては皮脂分泌をさらに活発にしていきます。皮脂を除去した後は、メイクの上からも使える持ち運び可能な補水液などでお肌の保湿をするようにしてください。
②便秘
次は、女性に特に多い便秘。便秘が続くと腸にたまった便が発酵して有毒ガスを発生するようになります。
お肌は排泄器官です。その有毒成分が肌荒れやニキビとしてお肌に出てきてしまうので、大切な日にできものなどのトラブルが生じていると、いくらメイクをしても見えてしまい、時間が経つと浮き出てきます。また、痛みも生じるのでつい指で触ってしまい、どんどん悪化させていきます。
肌荒れしていると、化粧ノリも悪くなります。お肌のスキンケアだけでなく、体の中から改善していきましょう。
③乱雑な洗顔とクレンジング
クレンジングや洗顔でメイク汚れや肌の汚れを落とすことはとても大切です。しかし洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使っていると肌に必要な潤いも洗い流してしまいます。
また、ゴシゴシと力を入れてこすると角質層にダメージを与えてキメが乱れますので、泡タイプのホイップ洗顔などお肌に力が加わらないようにしていきましょう。ホイップ泡を作るネットなども販売されていますので、お気に入りの洗顔せっけんがある人は、専用のネットでホイップを作ってみてはいかがでしょうか。
お湯なので洗顔した後は、急激に乾燥が進みます。お肌が火照っているうちにスキンケアをするように心がけてくださいね。
化粧ノリの良し悪しで起こるトラブルとメリット
化粧ノリの良い悪いで、一日のメイク崩れに大きく左右するなど様々な状況があげられますが、化粧ノリの悪さが引き起こすトラブルを説明し、いかに化粧ノリが良い肌にメリットが多いのかを見ていきましょう。
化粧ノリの悪さから起こる肌トラブル
肌が乾燥していたり、毛穴に角栓詰まりを起こしていたり、または毛穴が開きっぱなしで皮脂が溢れ出ているお肌が、化粧ノリの悪い状態となります。
このままメイクをすると、カサついた肌は更に乾燥し表皮がめくれ、角栓はますます厚みを増し吹き出物やニキビを慢性化させます。また、メイクが崩れやすくなるほか、Tゾーンや小鼻周辺に皮脂が浮きテカリが気になるようなデメリットがあります。
このような肌トラブルを放置しておくと顔色のトーンは下がり、みずみずしい潤いを失くした皮膚はシミやしわなどの老化現象を促進させてしまうのです。
化粧ノリだけでなく、老化を防ぐといった意味でも注意は必要のようですね。
化粧ノリの良い肌のメリット
肌荒れや乾燥に対するケアをされているお肌は化粧ノリも良く、老化の促進も防げると言えるでしょう。
お肌にしっかりと潤いが保たれていれば、メイクをする際に厚塗りをしなくても充分美しくなることができるのです。潤いが保たれた肌は血行がよく、くすみなどなく顔のトーンも上がっています。薄くメイクアップするだけで良いんですね♪
毎日の日課として、
- メイク前にきちんとしたスキンケアをする
- メイクは薄付きにし肌荒れなどのトラブルを減少させる
- メイクオフ後もスキンケアを欠かさない
このルーティンを繰り返すことで化粧ノリのよい肌は作られていき、乾燥防止、シミしわ予防、毛穴詰まり解消と大きなメリットへと繋がっていくのです。
化粧ノリを良くする美肌レシピ
あまりスキンケアに時間をかけていなかったという人も、今からでも始められる化粧ノリを良くする美肌レシピがあります。美肌づくりに欠かせない項目をご紹介していきますので、今日からモチモチお肌のために続けてみてくださいね。
まずはスキンケアから見直し!
メイク前とメイクオフ後に化粧水、乳液のスキンケアをおこなう人がほとんどだと思います。ですが、お使いのスキンケア用品を見直してみましょう。
10代、20代の頃に見つけたお気に入りのスキンケア用品!その時に、抜群に効果を発揮したからと言って、長い間愛用している人もいるのではないでしょうか?
10代、20代は毛穴からの皮脂分泌、感染の働きが活発な世代でありTゾーンがテカリやすく、皮脂が原因でニキビができやすいという特徴があります。
30代は肌質が大きく変化するタイミングでもあり、30歳を過ぎてから急激に乾燥肌になる人や皮脂浮きする部分が変わるという人もいます。
このような変化に目を向けないまま、昔からのスキンケア用品を愛用していては、現在のお肌に合うわけがないのです。現在の肌質を確認し、特に悩みのある部分をチェックしスキンケア用品を選びなおしてみてくださいね。
また、スキンケア用品は肌への浸透のさせ方が重要です。手の平にたっぷりと液を取り、両手で顔全体を包み込むようにしてじっくりとハンドプレスしましょう。パチパチとはたくようにしてパッティングする方法もありますが、これは手の平の液が蒸発するのが早く肌への浸透率を落としてしまいます。時間をかけて肌へ浸透させていくようにしましょう。
メイクの壁になる?顔の産毛の優しい処理方法
産毛は本来、菌やウイルスなどから肌を守るためにあるものですが、産毛の上からメイクすることで肌荒れしやすい状態を作ったりメイク崩れを起こしやすくしたりします。
そのため週に1~2回の産毛処理は、化粧ノリのよい肌をつくるためにとても大切なのです。産毛処理にはカミソリを使用するのがおすすめです。予めスチーマーや蒸しタオルで肌と産毛を柔らかくしておくと、剃り残しのない美しい肌になり、入浴中や入浴直後も同じ効果が期待できます。産毛が柔らかくなったら、肌の表面の汚れを洗い流し全体にクリームを塗りましょう。ここから産毛の除去を始めますが、注意したいのは産毛の剃る方向。
眉下は外側から内側へ、こめかみは上から下、頬骨付近は内側から外側、頬は上から下へと剃っていきます。また、鼻筋、小鼻、鼻の下、顎も上から下へ、口まわりは外側から内側へと剃っていきましょう。
剃る方向を定めることで、肌への負担を最小限に小さくすることができ、肌を傷めることを抑えられるのです。顔はデリケートな部分も多く刃物を誤って使用すると取り返しのつかない事になってしまいますので、十分に注意して取り扱ってくださいね。
関連記事:顔の産毛を処理する正しい方法
ピーリングで余分な皮脂を除去
日々、自然に溜まっていく老廃物。古くなった角質や余分な皮脂が溜まると、顔の血色はくすんでみえるようになってしまいます。
週に1度を目安にピーリングを行い、新しい肌へと生まれ変わらせることでくすみを解消していきましょう。肌のターンオーバーには部分ごとに差がありますので、毎回、お顔全体をピーリングしなくても慣れてきたら部分的におこなっていくのも良いでしょう。古い角質が溜まりやすい額や小鼻、顎などを重点的にピーリングしていき、化粧ノリを良くします。
ターンオーバーしたばかりの皮膚を無理やりピーリングすることで、肌荒れや皮膚炎がおこることがあるのでむやみにお顔全体をピーリングするのはおすすめできません。
肌の様子を観察しながら、状況に合ったピーリングを行いましょう。
関連記事:自宅ピーリングのやり方や期待できる効果
マッサージでハリと温もりを!
ピーリングで毛穴に詰まった古い角質を除去した後は、血行を促進させ皮膚の代謝を促しましょう。
全身の血行を促進させ体内や皮膚の代謝を促せるリンパマッサージ。顔の肌も同様で血行を促すことで美肌へとつなげることができるのです。顔の血行が慢性的に悪いと、リンパ、皮脂腺、汗腺の働きが衰え、むくみやすく毛穴も詰まりやすくなります。
入浴中や入浴後のように血行がよくなっているタイミングで、リンパマッサージを習慣づけ血行促進に働きかけましょう。また、人間の体内には詰まった老廃物を流し捨てる水門のようなリンパ節があります。顔のリンパマッサージをする時は、鎖骨にある「鎖骨下リンパ本幹部分」に向かってリンパを流すようにしていきましょう。
まとめ
普段、化粧ノリの原因が何だかわからなかった人も、すっきり解消したのではないでしょうか。化粧ノリにはキメが鍵となり、キメ細やかなお肌を作りにはたっぷりと潤いを与え、綺麗な三角形が形成されることで明るくふんわりとした状態になります。
潤いを与えるためにも、毛穴に詰まった古い角質も取り除き、たっぷりと水分をしみ込ませていきましょう。また、紫外線などによる乾燥を防ぐのもお忘れなく!
こうして正しいケアを習慣づければ、大切な日に化粧ノリが悪くメイクがうまくいかないなんてことを防げるでしょう。
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