美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.04.05

作成:2017.10.30

美容師

雑誌ひとつで美容室嫌いに!? お客様に喜ばれる雑誌一覧

出される雑誌でお客様が傷ついている!? そのワケとは

実はお客様は、出される雑誌によって自分がどう見えているのかをチェックしているのです。そのため、自分よりも1つ上の世代の雑誌を渡された場合「私って老けてみられているんだ」と、判断しお客様は傷つくことも。そのため、お客様の好みに合った雑誌を選ぶスキルが必要です。こちらでは美容院で出されてうれしい雑誌を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

さらに、雑誌にまつわる美容院でのエピソードやその人に合う雑誌を選ぶ判断基準もまとめています。

 

お客様に喜ばれる雑誌一覧

ここでは、美容院でこの雑誌を出すとお客様の気分がいいというものをピックアップ!ぜひ参考にしてください。

MORE

MOREは20~30代のOL向けファッション誌。ファッション情報だけではなく、美容や社会人マナーなどを扱ったページも多く掲載しており、外見と内面の両方をキレイにしたい女性におすすめの雑誌です。

non-no

20歳前後の女性がメインの雑誌。おしゃれに見えつつ、やり過ぎないナチュラル路線を意識している女性におすすめです。かわいいアイテムをたくさん載せており、高い人気があります。

ViVi

大人のファッションを意識した赤文字雑誌のひとつであるViVi。肌見せやボディラインを強調した男性ウケが良いファッションが多く、20代半ばのカッコイイ女性にピッタリの雑誌です。

オレンジページ

オレンジページはファッション誌ではなく、料理や生活の豆知識などについての情報が載っています。短時間で作れるおかずレシピや、整理術などの特集があり、主婦層に良いかもしれませんね。

Sweet

Sweetは20代後半の女性がターゲットの雑誌です。ページのボリュームもたっぷり。男性ウケが良い赤文字系雑誌に対して、同性ウケする青文字系雑誌にカテゴライズされています。

Oggi

Oggiは、クールでリッチ感があるOLのビジネススタイルのファッションを中心に掲載している雑誌です。シンプルかつセンスの良いベーシックなファッションがメインとなっています。

美的

スキンケアの方法やメイクアップの方法などコスメ・ビューティー系の情報がメインになっている美的。美容について興味がある人におすすめの雑誌です。

an・an

an・anはファッションやメイクだけではなく、ダイエットや恋愛について詳しい情報が載っています。幅広いカテゴリーの情報を掲載しており、20代以上から注目されている雑誌のひとつです。

with

with は20~30代をターゲットにしたファッション誌です。派手すぎずシックすぎない、可愛らしいファッション情報に興味がある人に良いですね。

JJ

テレビでも活躍するモデルと専属契約しているJJ。ファッションやビューティー、ブランドなど多くの情報が載っています。

美容師はどうやってマッチする雑誌を判断するべき?

こちらでは、美容師がお客様にどの雑誌を出すべきかポイントをまとめました。

 

20代前半の女性:CanCamやViVi

多くの美容師も20代前半の女性には赤文字系の雑誌を渡すことが多いそうです。これらの雑誌は、情報量が豊富で、ファッションに関する記事も流行を取り入れたコーディネートが掲載されています。そのため、雑誌を渡されたお客様もファッションや美容に気を遣っていると思われている!と感じ、気分よく施術を受けられるという声がありました。

デキる女性向け:OggiやMORE

OggiやMOREなどビジネスシーンでのファッションが多く載っている雑誌は、「仕事がデキそう!」と思える女性に渡すのがおすすめ。お客様のファッションを見て、どんなコーディネートなのかを判断しましょう。

多趣味そうな女性向け:Hanako

Hanakoは、幅広い年齢の人に向けて渡せる雑誌のひとつ。内容のバリエーションに富んでいるため楽しんでもらえますよ。第一印象で職業をイメージできず、趣味や彼氏の有無も想像できない女性にHanakoを渡すとよいでしょう。

料理や家事が得意そうな女性:オレンジページ

オレンジページやレタスクラブなどの料理についての情報が多く載っているため、多くの美容師は主婦や料理が得意そうな女性に渡す傾向があるよう。読み手との距離の近い雑誌がゆえに、「庶民っぽさ」を感じやすく、人によってはこの雑誌を渡されるとショックに感じる人もいるので要注意。

美容室×雑誌にまつわるエピソード

こちらでは実際に美容室を利用した人のエピソードを紹介しています。

渡された雑誌は、実年齢よりも上のもの

初めて行った美容院で渡されたのが30~40代向けの女性週刊誌。「確かに芸能ネタは気になる情報ではあるけれど」とモヤモヤしたことがあります。現在20代半ば、ファッション誌や美容誌をもってきてほしかったです。何よりも、そういう雑誌を渡されなかった=自分はファッションやメイクに気を遣っていないと思われている!?とショックでしたね。(20代半ば・女性)

相応の年齢だけれど、読みたい雑誌かは別問題

30代の私の前に置かれたのは、オレンジページやレタスクラブ。確かに30代の主婦向け雑誌で、年齢的には合っていると思いますが…。私が読みたかったのは、ファッション誌。しかも、20代後半くらいの。最近、年齢をより感じるようになったので、少し若い年代向けの雑誌を読んで、見た目に気を遣いたいんです~と思いつつ、言えないままひたすら料理雑誌を読んでいました(笑)(30代・女性)

まとめ


 

いかがでしたでしょうか?誰しも経験がある美容室での雑誌問題。雑誌や漫画を多く取り揃えている美容室では、席に通される前に読みたい本を自分で選ばせてくれるところもありますよね。お客様の読みたい本がわからないという面では美容師も悩んでいる部分かもしれません。

 

お客様の実年齢と雑誌のターゲット層がズレているものであればお客様を傷付けてしまいますし、趣味やファッションの志向が全く違うものを渡されると、お客様側も変えてほしいと言い出せないなんてこともあります。

 

最近では、美容室にタブレット端末が置いてあり自分の好きな雑誌が電子書籍で読める画期的な美容室もあります。これなら、お客様を傷付けることなく美容師も余計な悩みを抱えずに済み、さらにはペーパーレス化を図れてとても良いアイディアですね。雑誌選びに迷ってしまっている美容師は美容室側に提案してみても良いかもしれません。

Author:美プロ編集部

この記事に関連するキーワード

expand_less