秋田美人が多い訳は美容院にあり!?
「秋田美人」という言葉があるほど、秋田には美人の女性がたくさんいます。その理由は「美容院」にあるかも。
実は秋田県、美容院の密度が日本で一番高い県なのです。ここでは美意識の高い秋田県民の美容院事情について詳しく紹介します。
美容院の密度数1位の秋田県
美容院の密度数が全国で1番高いのが秋田県です。美容院数だけで見ると東京が1番多いのですが、人口1人あたりで計算すると、秋田が1位。総務省統計局が調査した結果によると、人口10万人あたりの美容院数もしくは理容院数は495.7軒だと言います。2位は山形県ですが、比較すると50軒以上もの差をつけていました。美容院が多いだけではなく、もちろん美容師の数も日本一。美容院の数だけ美容師もたくさん存在するようです。
それに比べて、東京付近の県には美容院が比較的少ない傾向にあります。ファッションの中心地である東京が近くにあることによって、地元ではなく東京の美容院へ客が流れて行ってしまうことが理由です。それに対して、秋田県は東京から離れた東北の地方都市。他の県へお客さんが流れることがないため美容院の数が多いのです。
また、わずか数分でカットしてくれる美容院が豊富にあるため、忙しい人でも気軽に立ち寄れるという理由も。定期的なメンテナンスがしやすく美容院への通いやすさが、秋田美人を作っているのかもしれませんね。
なぜ秋田県民は美容院が好きなのか？
美容院密度が高く、それを維持できているのはお客さんが、常に美容院や理容室を利用しているから。では、なぜ秋田県の人は美容院が好きなのでしょうか。
秋田県民は美容やみだしなみにこだわる性質があると言われています。一般的に美容院へ行く頻度は多くても1ヶ月に1回ほど。髪を切ったり染めたりするために、行くことが多いのではないでしょうか。しかし、秋田県の人は「シャンプーとブローだけをする」「ちょっと前髪を切りたい」と言った理由で頻繁に美容院へ行くのだそう。総務省統計局によると、秋田市の1世帯あたりのパーマにかける平均金額は年間8,891円。全国平均が6,911円なのに比べると大分上回っていることがわかります。秋田県民にはオシャレな人が多く「身だしなみにこだわる県民性があることから、自然と美容室へ行く回数が増えた」という可能性も考えられますね。
さらに、秋田県民は身だしなみにこだわっているため、美容院だけではなく洗濯代や歯磨き粉代、洋服の仕立て代などあらゆる面にお金を掛けているようです。秋田県に美容院が多いのは、県民全体の美意識が高く、身なりを整えるのが好きな日本一オシャレな県だからと言えるのではないでしょうか。