パーマがかかりにくい!あなたの髪の毛はどんな髪質?
パーマの歴史はとても古く、はじまりは紀元前3000年(縄文時代)ごろだと言われています。
現在でもヘアメニューの一つとして多くの人に愛されているパーマですが、「かかりにくい」と悩んでいる人がたくさんいます。
髪の毛が非常に細い人や太い人は、パーマがかかりにくいと言われています。理由は、パーマをつくるための薬剤を振りかけても、なかなか内部まで浸透しないからです。自分の髪の毛が細い・太いと思う人はパーマを当てる前に一度美容師に相談することをおすすめします。
次に、かかりにくいのは髪の毛が柔らかい人。このような人はパーマをかけたとしても、柔らかすぎる髪の毛のせいで、なかなか維持することができません。スタイルが崩れやすいのが難点です。
白髪の人もパーマがかかりにくい髪質と言えます。白髪は撥水性(はっすいせい)がよいため、どうしてもパーマの薬剤がなかなか入っていきません。
最後に挙げたいのが、「ダメージが蓄積されている髪の毛」です。このような人の場合、髪の毛が非常に傷んでいるため、パーマをかけたとしても、それを維持し続けることができません。髪の毛の内部が傷みきっているため、スタイルを保持できず、すぐに外れてしまいます。
パーマがかかりにくい髪質、どうすればいいの?
「パーマがかかりにくい髪質だけど、やっぱりパーマを諦めたくない…」という人もいるはずです。
このような場合はどうすればよいのでしょう。
まず大切なのは、美容師さんにしっかりと相談することです。以前パーマをかけてもらったとき、どうなったのか。どんなところが不安だったのか。どんなパーマを作ってほしいのかをすべて詳しく話しましょう。現在は、パーマがかかりにくい髪質の人が使いやすい「デジタルパーマ(形状記憶式。髪の毛に含まれているたんぱく質に熱を加えることで変形させ、パーマを長持ちさせる方法)」などを扱っている美容院もあります。
これを使えば、パーマがかかりにくい髪質の人でも、きれいなパーマを完成させられる可能性があります。
ダメージが蓄積されている髪の毛の場合、パーマをかけるよりも前に、髪の毛のケアをすることが大切です。現在は髪の毛や頭皮に優しいパーマ液も出ていますが、薬剤を使う以上、どうしても髪の毛を傷めてしまう可能性が残ります。現在でもすでにダメージがある髪の毛に、それ以上の負担をかけることはおすすめできません。