美容スペシャリストな自分になるために
【種類別】ヘアブラシのお手入れ方法について
お手入れ簡単! プラスチックのヘアブラシ
ヘアブラシのなかでも、そのお手入れが簡単なものとして知られているのが、ナイロン(プラスチック製)のものです。こまめに手入れをしているのであれば、お湯で洗うだけでかなりきれいになります。
もっときれいにしたい!という人は、シャンプーを使う方法がおすすめ。洗面器にお湯とシャンプーを入れて泡立て、ブラシをそのなかに漬け込みます。ある程度時間を漬け込んだあとによく振り洗いをして、水で洗い流せばお手入れ完了。その後はタオルで水気を落とし、風通しが良いところで乾かしましょう。
もっと簡単にお手入れしたい!と言う人は、ヘアブラシを使用したあとすぐにお湯ですすぐだけで、ある程度の汚れを落とすことができますよ。
木製のヘアブラシは、木の種類によってお手入れ方法が異なります。ここでは、つげで作られたヘアブラシ(クシ)について取り上げましょう。
これは水気を嫌いますので、水には付けません。全体に椿油を振り、優しく油をなじませます。そうすることで汚れが浮かび上がってきますから、根本にハケをあてて汚れを落としましょう。その後は、ティッシュで汚れをふき取ります。そのまま4時間程度放置すると、美しいクシが出来上がります。
獣毛ヘアブラシのお手入れ
獣毛のヘアブラシのお手入れは、プラスチック製のものと似ています。お湯にシャンプーを入れてよく泡立てましょう。
ヘアブラシを洗うためのブラシにシャンプーを付けて、歯の根元をこすり、ブラシを水に浸して、ヘアブラシのシャンプーを落としていきます。
獣毛のヘアブラシを乾かす際には布は使わずに自然乾燥させます。時間はかかりますが、ヘアブラシを室内につるして、しっかり乾くまで待ちましょう。
獣毛のヘアブラシは、商品自体も高価です。大切に長く使うためには、お手入れ用のブラシを買うのもよいでしょう。現在では専用のアイテムも出ています。
このように、一口に「ヘアブラシ」と言っても、そのお手入れ方法は、「どのような材質で作られているか」によってまったく異なります。間違ったやり方でお手入れをしてしまうと、逆にヘアブラシを痛めてしまうことも……。正しいお手入れ方法を学んでから行うようにしましょう。
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