美容スペシャリストな自分になるために
美容師が顧客管理をするべき理由
そもそも何のために顧客管理するのか?
「お客さんの定着率が悪い…」と悩んでいる人は、多いのではないでしょうか?その原因は、顧客管理ができていないのかもしれません。美容室を経営するうえで、顧客管理はもっとも大切なこと。
顧客管理をすることで、お客さんに継続的に足を運んでもらえるようになりますし、目標の達成率を数値化することも可能です。
顧客管理アプリ
カルテが溜まると保管場所に困ったり、何百枚もあるカルテの中から一人のデータを探したりするのは大変ですよね。近年はスマホを利用した顧客管理アプリが発売されています。
アプリには顧客管理をするために必要なカルテ機能・予約機能・売上げデータが見れるレポート機能などさまざまな機能がついています。
現在、手書きで顧客管理をしている人には、おすすめですよ。
顧客管理を有効に利用するためには?
顧客管理をすることで、属性や履歴からお客さんの好み・悩み・こだわり・来店時間などのさまざまな情報を読み取ることができます。しかし、読み取っただけで満足してはいけません。大事なのは得た情報をどう活かすのかです。
お客さんの好みにあったメニューや商品をメールで送る、クレームの原因をスタッフに共有する、意見や感想をフィードバックするなどをしなければ意味がありません。そのような細かいところにまで目を向けることが、お客さんのリピートに繋がります。
顧客管理で得た情報を有効活用して、お客さんにまた来てもらいましょう!
顧客データはお店の財産
顧客管理データはお店にとっての財産となります。散髪中にお客さんから得た情報については、その日のうちにカルテやデータベースに入力しましょう。また、お客さんに関する情報を自分だけが知っていても意味がありません。従業員みんなが把握できるように情報共有する仕組みを作っておくことが大切です。
情報共有をする内容はお客さまに関することであればなんでも良いです。Aさんは氷なしのアイスコーヒーが好き、Bさんは17時ごろに保育園に迎えがあるから16時までに会計を終わらせるなどの情報を全体が把握することで、お互いに声かけができるようになります。
この仕組みがしっかりできると、お客さんの満足度が高まり、リピートや紹介来店などに繋がっていきます。そのためにも顧客データは有効に活用しましょう。
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