レイヤーを活用して理想的なヘアスタイルへ

レイヤーを付けて動きのあるヘアスタイルを

レイヤーとは「段カット」のことであり、髪の毛が上に行くにつれて短くなるようにカットする方法です。

髪の毛をすくことなく軽くできるので、毛先がまとまらなくてバサバサになってしまうトラブルを防げます。毛先に動きが出るので、自然な仕上がりになるのもレイヤーのメリットです。レイヤーはヘア全体だけではなく、部分的に入れることができるカットです。顔周りのカットに施すと、小顔効果が発揮されて顔を小さく見せることができます。

レイヤーは女性だけではなく男性も活用できるカット方法なので、うまく活用できれば理想のヘアスタイルになれますよ。

ヘアスタイルの目的に合わせたレイヤーを選ぼう

レイヤーには3つの種類があります。自分がどのようなヘアスタイルになりたいのかによって、レイヤースタイルを選びましょう。基本的にレイヤーは、ショート・ロング・ボブなどのカットに用いることが可能です。

ハイレイヤー

通常のレイヤーと比べ、さらに高い位置からレイヤーを入れていくカットです。小顔に見せられるヘアスタイルにしたい場合はハイレイヤーを取り入れるといいです。髪の毛ボリュームを持たせたい場合にも効果があります。ハイレイヤーの代表的なヘアスタイルはウルフカット。もちろんあらゆるヘアスタイルに活用可能です。

セイムレイヤー

ヘア全体に均一の長さにレイヤーを入れる方法で、セイムレングスとも呼ばれています。コームを用いてヘアを垂直にカットすることで自然な段差が生まれる点が特徴。全体的に丸みを帯びたフォルムに仕上がります。ショートヘアーに適しているレイヤーカットです。

ローレイヤー

何層も毛先に段差を入れるカットをローレイヤーと呼びます。他のレイヤーに比べると、髪の毛は重めに。ヘアスタイルに落ち着きを与えてくれます。レイヤーをいれつつも、落ち着いた雰囲気を持たせたい場合はローレイヤーがおすすめ。特にロングヘアにローレイヤーを用いる人はとても多いと言えます。

レイヤーとシャギーは別物

髪の毛を軽くする意味合いでは、レイヤーとシャギーも同じですが、カット方法は全く別のもの。レイヤーとシャギーの違いを把握できないまま、スタイリストさんに注文する人も多いでしょう。望まないヘアスタイルになったとしても、注文した自分の責任となってしまいます。

シャギーとは毛先を梳くことを指します。髪の毛を軽くしたい場合に用いるため、レイヤーと混合して考える人が多いカットと言えます。レイヤーは段差を入れて軽くする、シャギーは髪の毛を部分的に梳いて軽くすると、違いをはっきりと覚えておきましょう。