キューティクルとは
テレビや雑誌、シャンプーなどの広告でキューティクルという言葉をきいたことがある人は多いのではないでしょうか。髪のパサつきや切れ毛、枝毛の原因など髪のダメージの原因はキューティクルが関わっているといわれています。
キューティクルとは
髪の毛の表面にあたる部分で、外部からの刺激から毛根の内側を守っています。髪の主成分であるたんぱく質や水分が失われないように働きかける大切な役割です。
1本の髪の毛は3層の構造からなりたっています。1番外側からキューティクル、真ん中をコルテックス、中心部はメデュラです。キューティクルは髪の全体を覆い、髪の栄養分を守る役割をします。
キューティクルが傷つきやすくなる原因は?
キューティクルが開いた状態のままだと、髪の栄養分が外にでてしまい傷つきやすくなります。
また、髪が乾いているとキューティクルが閉じた状態になり、髪へ水分や栄養分が取り入れにくくなるといわれています。特にキューティクルが開いている状態のときは髪が繊細なので、注意が必要です。
キューティクルを保護するための3つのポイント
ここでは、普段キューティクルが剥がれないように意識する3つのポイントについてまとめていきます。
- 摩擦(ブラッシングやタオルドライ)
- ヘアアイロン
- ドライヤー
摩擦
お風呂上がりに無理なタオルドライやブラッシングをしてしまうと、摩擦でキューティクルをはがしてしまいます。
タオルドライの場合はゴシゴシ髪をこすらせて乾かさずに、ポンポンと髪の水分をタオルに吸わせるイメージで行いましょう。
ブラッシングは無理に髪をひっぱってしまうと、摩擦が起きキューティクルが剥がれてしまうことがあります。キューティクルは髪の根元から毛先に向かって重なりがあるので、それに沿うよう毛先に向かってブラッシングしていくことが◎。
ヘアアイロン
ヘアアイロンを使う時は、根元から毛先に沿って使用しましょう。
また、ヘアアイロンは熱が高いため、同じ場所に当て続けているとキューティクルがやけどする恐れがあります。目安としては同じ場所に1~2秒程度当てて、次の箇所を当てるという時間目安でアイロンを使用しましょう。
ドライヤ―
お風呂上がりの髪が濡れた状態の場合は、早めにドライヤーで髪を乾かしましょう。髪の毛は濡れているとキューティクルは開き、剥がれやすくなります。
ドライヤーのポイントは髪から3cmほど離したうえで、左右に振りながら乾かしていくことです。