リタッチのメリットとは？

リタッチとは？

Wicker Paradise/organicstarfish(from Flickr, CC BY 2.0)

髪の毛を染めると根元の伸びてきた部分が目立ってしまいますよね。リタッチとは新しく生えた、染まっていない髪の毛にだけカラーやブリーチを施すことです。

髪の毛は1か月で約1cm伸びるので、髪の毛を明るくしている人ほど根元と染めた髪の色の違いが気になると思います。カラーしてある色に合わせて、伸びた根元の黒い部分を染めるのがリタッチカラーです。

キレイに染めた髪の毛も1～2か月たつと根元から黒い髪の毛が生えてきてプリン状態になってしまいます。髪の毛の痛みを気にしている方も根元が目立ち始めると染め直したくなりますよね。根元の2～3cmを染めるために毎回フルカラー（全体カラー）をしていませんか？リタッチカラーはフルカラーよりも髪のダメージを抑えることができます。

リタッチのメリット

Paul Padshewscky/hair(from Flickr, CC BY 2.0)

リタッチのメリットを具体的に紹介します。

フルカラーと違い、伸びた部分だけを染めるので、中間や毛先部分に薬剤をつけない分ダメージになりません。髪の毛を伸ばしたいと考えている場合、数回はリタッチにすることで毛先を傷めずに髪の毛を伸ばせます。

リタッチカラーはパーマや縮毛矯正との同時施術がしやすいのも魅力です。毛先を傷めないので髪の負担が少なく安心して施術を受けられます。
フルカラーをするよりも施術する時間が短くなり、料金が抑えられます。リタッチは根元2cm以内など長さの条件があります。美容室によって条件は変わりますので必ず確認してください。

リタッチのデメリット

Paul Padshewscky/Color(from Flickr, CC BY 2.0)

リタッチはいいこともたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。伸びた根元を染めるので、髪の毛の中間や毛先などが色落ちしていても染められません。毛先の色が抜けて明るくなってしまいますし、色ムラにもなるので3～4回に一度は全体カラーで染め直したほうがキレイに仕上がります。

リタッチカラーは前回の色に合わせて染めていくので、変化がなく飽きてしまいます。色を変えたい・色の変化を楽しみたい方は全体カラーがおすすめです。

パーマや縮毛矯正と一緒にカラーをしたいという方もいると思いますが、全体カラーだとお断りしている美容室もあります。全体カラーと同時に施術したい場合は美容室に確認が必要です。

髪の毛も染めたいけどダメージも気になるという方に、リタッチカラーはおすすめのカラーリング方法です。美容師さんと相談して、ご自分の髪の状態に合わせて選択してくださいね。

美容師の求人掲載するなら美プロ

Author：美プロ編集部