ホテルにある美容室の特徴について

今後、オリンピックにともない増加すると思われるホテル内部にある美容室。では、ホテルにある美容室は普通の美容室と何が違い、どのようなお客様が多く、そこで働くためにはどのような人材が求められているのでしょうか。

通常とホテル内の美容室の違い

ホテル内の美容室は、通常の美容室に比べて「ウェディング関連」のサービスが充実しています。

これはホテルでウェディングサービスを行っていることが多いため、結婚式のお色直しなどで利用されているそう。

さらに、「エステ」サービスが充実している美容室も多いです。もともと、ホテル内にあったエステのサービスを拡大するためにできたところも多く、ヘアカットだけではなくヘッドマッサージなどがついていることも。

ホテル内の美容室というと高そうですが、「美容室ホテルの中に出店している」というパターンが多く、実際は街中にある美容室と料金に差はありません。東京都心部のホテルの場合、カットで6,000円前後となっています。

ホテル内の美容室がどんな人が利用するのか

ホテル内の美容室は「ホテルの宿泊客」が多く利用します。高級ホテルでは富裕層の割合も高いですが、一般的な美容室と値段が変わらないということもあり、客単価自体は変わりません。

婚礼に関しても、新郎新婦の、ヘアメイクや着付けはもちろんですが、結婚式に呼ばれた人のヘアメイクや着付けをすることも多いです。

ホテル内の美容室で心がけたい接客術

高級ホテル内に併設している美容室であれば、スタッフの接客スキルは高く求められます。

また、今はどこのホテルでも外国人観光客が多いため、英語や中国語などの外国語ができる人材、外国文化への理解がある人材は期待されるでしょう。

とはいえ、接客スキルはホテルであっても、街中であっても求められるもの。お客様の満足度を向上させるために、ということを常に考えて対応できる人が美容業界で活躍できるでしょう。

美容師の求人掲載するなら美プロ

Author：美プロ編集部