美容室の多くはロッカーにお客様の手荷物を預かっています。ただ中には預かるべきか判断を迷うようなものもあるのも事実です。美容室ではどんなものを預かることができるのか、貴重品や大きい荷物はどうしたらよいのかという点についてお話します。
美容室で預かることができるもの
美容室に来店されるお客様のほとんどは、バッグなどの手荷物を持参で来られます。そして受付を済ます際に美容師に手荷物を預けるのが普通となっています。美容室の多くはロッカーがありますから、基本的にロッカー内に入るものであれば何でも預かることができます。
ただロッカーは美容室によってさまざまです。仕切りがなくて色んなお客様の荷物を横に並べただけのロッカーを置いている美容室もありますし、仕切りはあるけれど鍵付きのロッカーではないというところもあります。
そのような美容室だと、お客様の持ち物が紛失してしまう可能性もありますから、お客様の手荷物を預かる際には注意が必要となります。
貴重品や大きい荷物は?
鍵のついていないロッカーを設置している美容室の場合、お客様の手荷物を預かる際には「貴重品はありますか?」とひと声かけるようにしましょう。
財布などの貴重品は、貴重品用のポーチなどを渡して「貴重品はお持ちください」と言って貴重品はお客様に管理してもらうようにしてください。美容室での貴重品の盗難についてのニュースはよく耳にしますから、貴重品はお客様自身に管理してもらうようにするのが最善です。そうすることで、美容師自身も疑われたりして嫌な思いをすることを避けることができます。
そして、美容室に鍵付きのロッカーが設置されている場合は、貴重品の管理はお客様自身の判断に任せることができるので施術中も余計な心配をしなくて良いでしょう。ただ美容室のロッカーが鍵付きであったとしても、お客様の目に触れない場所にある場合は、そのことを伝え、鍵は失くさずにお持ちいただく事をお話ししましょう。
また、お客様の手荷物がロッカーに入らないキャリーバッグのような大きなものであった場合はどうでしょうか。その時は、受付で預かることができますが貴重品が入っていないかを必ず確認して、貴重品はお客様に管理してもらうようにしましょう。
手荷物を預かる際はトラブルを防いで
美容室ではお客様の手荷物を預かりますが、「お金が盗られた」「クレジットカードがなくなった」というようなトラブルを避けるために、貴重品はお客様自身に管理してもらうようにしましょう。
繰り返しになりますが、鍵付きのロッカーをお客様が見える場所に設置するなどして、貴重品も安心して預けることができるようにする、ロッカーに入らないような大きな荷物をお預かりする際も、必ず貴重品が入っていないか確認するよう心がけましょう。
紛失トラブルを起こしてしまうと、後でどんな風に言われるかわかりませんし、サロンのイメージにも大きく影響してしまいます。未然に防げる対策は万全にしておきましょう!