美容スペシャリストな自分になるために

作成:2017.06.14

美容師

美容室のメニュー表の作成方法について

本を読む眼鏡女性

美容室やサロンといった女性の癒しのスペースにおいて、その空間を彩るインテリアや雰囲気はとても重要ですね。その雰囲気にあったデザインのメニュー表を、作成側が思っている以上にお客様は気にしています。お客様にもわかりやすく、お店のテイストにあったデザインでメニュー表を作るための方法や、お勧めのメニューを選んでもらうためのメニュー表の書き方をご紹介していきます。

満足度の高いメニュー表作成のコツ!

メニューを見る女性

メニューを作る際、あれもこれもとたくさん載せたくなってしまいます。しかし、メニューが多いというのは、一見充実しているように見えるものの、お客様を迷わせてしまうというデメリットもあります。

迷うというストレスを与えずに、できるだけスムーズにメニューを選んでもらうために、まずはこちらがお勧めしたいメニューを決めておくことが大切です。いろいろなメニューを売るのではなく、一部のオススメしたいメニューをたくさん売ることを意識します。

1番目立つ場所に1番売りたいメニューを載せる

→メニュー数を絞り、初めてのお客様にも必ず満足いただけるものを選びましょう。

2番目に目立つ場所にはターゲットのニーズに合わせたメニューを載せる

→髪の質や量など一般的な人とは少し違い、悩みを抱えている人など、ターゲットの求めている商品を説明しながら記載しま。

サブメニューやオプションは目立たない場所に

→ここは基本的にプラスαを求めている人しか、しっかりと目を通さないことが多いので、目立たなくても、気になる人は聞いてくるでしょう。または、この部分を独立させず、セットメニューに組み込むのもひとつです。

気になるメニュー表のデザインや書き方

階段で本を開く

まず気になるのが表示価格です。税込みで表示するのか税抜きで表示するのか…少しでも安いイメージを持ってもらうため、税抜き価格で表示したくなりますが、会計の際に「思っていた金額と違う!」という思いを起こさせてしまい、逆に損した気分にさせてしまうため、最初から税込価格で表示することをお勧めします。

また、美容室特有の料金加算システムは、お客様にとって「合計金額がいくらになるのかわかりにくい!」という不安があります。最終的にお客様のお支払いする金額がわかりやすくなるようなメニュープランと書き方を意識しましょう。

デザインに関しては、お店のテイストにマッチしたもので良いと思いますが、オシャレにばかり気を取られ、小さな字で表記したり、ローマ字表記したりすると、お客様にはとても見辛くなってしまいますので気をつけましょう。

初見にもわかりやすくリピーターをも惹きつけるメニュー表を

メニュー表は、こちらの伝えたい思いを押し付けるのではなく、お客様の立場に立って見やすくすることが大切であることがお分かりいただけたでしょうか。

  • 文字の大きさや字体、カラーといったデザイン
  • 優先順位をわかりやすく示したメニュー内容
  • 世代や髪質、予算など、それぞれに違うニーズに合わせたもの

上記を意識して、お客様が何を求めているのかを考えながら作成し、多くのリピーターを獲得しましょう。

Author:美プロ編集部

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