美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.06.15
妊婦のお客様への美容室の対応
妊婦のお客様が来店された場合には、美容室としてはどのような対応をするべきでしょうか。
お腹の大きな妊婦さんへの言葉かけや気配りはどのようなものでしょうか。妊婦さんの中には美容室でのカラー剤などの薬品を気にしていらっしゃいます。
正しく説明できるように妊婦さんの気持ちになって対応していきましょう。
妊婦のお客様が気にしていること
妊婦のお客様でもおしゃれをしたい、女性として美しくいたい、身だしなみを整えて気分転換したいと美容室に来店されることは珍しくありません。そんな妊婦のお客様が美容室を訪れる際に気にしていることはまずは薬品についてです。
カラーやパーマを施術する際の薬品はお腹の胎児に悪影響がないのだろうか、妊娠していることで避けたほうがいいのではないだろうかと心配しています。
これは、薬品が頭皮から胎内に入りこみ、胎児に影響が出るのかもと思われていることに起因しています。
しかし、このようなデータは一切ありませんし、仮に胎内に入り込んだとしても胎児まで届くことはありませんので安心していただきましょう。
ただし、匂いなどで気分が悪くなることはある恐れがありますので、注意を促すことはしっかりとしてください。
妊婦のお客様へ配慮すること
美容室で行うことに関して、妊婦のお客様へ危険が伴うことはありませんが配慮することはあります。美容室での施術内容によっては長時間同じ姿勢になることで疲れやすくなっています。
これはお腹が大きい、また通常時の体調とは異なることで「大丈夫ですか」「一度態勢を変えますか」などの声かけ必要です。
。体がむくみやすくもなりますがおしゃれのために美容室を訪れている妊婦のお客様はなかなかご自身から声を美容師にかけづらいこともあります。こちらからのほんの小さな声かけに安心されます。
また、シャンプー時の姿勢はお腹を張り出す形になりますので、注意をしておきましょう。
辛そうではないかと細かいところまで声かけをしていきます。椅子から立ち上がる際、座る際にも手を貸すなどして転倒には気をつけましょう。
。思いのほか妊婦さんというのは足元も見えていないことも多いですので、床に散らばった髪の毛などで滑ってしまうこともあります。
声かけをしてお困りがないか確認を
美容室に妊婦のお客様が来店された時の対応についてご紹介しました。
妊婦のお客様が気にしていることや困っていることにいち早く気付くためにも声かけを徹底していきましょう。
辛さは個人差もありますから、来店された妊婦のお客様に合わせたサービスを行えるようにしていきましょう。
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