待ち歩く人の目に留まる美容院の手書き看板。適当に書いても「らしい」雰囲気は出せますが、頭を使ったほうが効果的に集客できる看板ができます。今回は美容院の手書き看板を作るときのコツを紹介します。
美容院の看板はお店の第一印象
美容院の看板は通りすがりのお客様にとって第一印象を決定づけるものです。魅力的な看板なら「入ろうかな」と思いますが、時代遅れ、センスが悪い看板だと集客のチャンスを逃します。
美容院の看板はこれを考えて作ろう
- お店の外観と看板のイメージが一致しているか
- 初見のお客様もメニューや予算感がわかるか
- (できれば)足を止めたくなる要素があるか
この3つを心がけて作りましょう。
最後の項目は難しいですが、街を歩く人全員が看板に注目しているわけではないので、こちらから興味関心を引かせる看板を作ればみてもらえ、SNSで拡散されて知名度が上昇するかもしれません。
入りやすい雰囲気にするには
手書き看板の場合、
- 遊び心がある
- 面白みがある
- 楽しさがある
- リラックスした雰囲気が伝わる
を心がければ、入りやすいと思ってもらえます。
美容師の外観やコンセプトの関係で親しみやすさを演出したくない場合、
- 予約状況を明記する
- 施術にかかる時間を明記する
- SNSアカウントやブログのQRコードを載せる
予約状況がわからなければ、お客様は「いい」と思っても「空いているかな?」と思い逃してしまいます。
施術時間がわからなければお客様は「いい」と思っても「時間がないから」「何分掛かるかも聞きづらい」と思って逃します。
SNSアカウントやブログのQRコードを載せるとお客様がお店を離れても繋がりができている状態を作れるので、集客しやすくなります。
オシャレな手書き看板を作るには
オシャレな看板は配色のバランスがよいがためにオシャレに見えています。
配色イメージを決める→レイアウトを決める→これを手書きにする
ことでカンタンにオシャレな手書き看板が完成し、これなら消してもイメージ通りに書けばいいので日によって差ができず、仮デザインがあるので何かと安心です。
配色イメージはさまざまな配色パターンを掲載しているサイトを頼りにして決めましょう。このときに色が持つ印象を知ると、より効果的な手書き看板が作れます。
配色が決まったら文字のレイアウトを決めましょう。
一般的な美容院の手書き看板では
- メニューと値段
- 美容院名
- 電話番号
- 営業時間
が書かれていますが、アレンジしてもいいでしょう。
出来上がったレイアウトと配色を合わせ、看板のデザインが決まったら、手書きをしてデザインの微調整をして完成です。看板のデザイン決めはクラウドソーシングサービスでデザイナーに頼むのもいいですよ。
美容院の手書き看板は重要なアイテム
一見適当に手書きをすればいいと思いがちな手書き看板ですが、上手にやれば公式サイトやクーポンサイト外からも集客できるようになるので重要なアイテムです。
お客様目線に立って「どんな看板であれば入りたいと思うのか」を考え、それを考え抜かれた言葉やデザインに合わせれば、効果が高い手書き看板ができます。
言葉を考えるのが苦手、デザインを考えるのが苦手、専門家にお任せしたいのであれば、外注をするのもいいでしょう。