美容室で意外にも、とても大切な役割を果たしている場所。それは「待合」です。美容室の入り口を入った瞬間に目にし、お客様が必ず通ることになる待合は、美容室の顔と言っても過言ではありません。そこで今回は、待合を快適でおしゃれな空間にするためのコツや、ディスプレイのコツなどをご紹介していきます。
美容室(待合)を快適でおしゃな空間にするコツ
まず、お客様が心地よく、自身の順番を待てる環境づくりに関してご紹介します。
待合はなるべく広く
待合を快適でおしゃれな空間にするために、最も大切といえるのは待合自体の広さです。特にスタッフ数の多い大型のサロンの場合は、1時間あたりに待合で待機するお客様の数も多くなります。そのため、待合が狭くて椅子が少ない場合、お客様が立っていなければならない状態になる可能性も…
そうならないためにも待合はなるべく広く作らなければなりません。小ぶりなサロンの場合はインテリアの数を減らして椅子の数を増やすなど対策をして快適な空間を作りましょう。
色の鮮やかすぎる家具を置かない
色が鮮やかすぎるインテリアは、サロンの特色にもなりますが、コンセプトがしっかりとしていない場合は美容室には不向きです。なぜなら、さまざまな年齢層のお客様が足を運ぶから。
若い女性ばかりが集まる美容室にしたい場合は、ショッキングピンクなどの鮮やかな色のインテリアを設置してもよいと思いますが、なるべくシンプルであらゆる年齢層に受け入れられる色でレイアウトするのが快適でおしゃれな待合をつくるコツです。
ディスプレイで購買意欲が左右される
店販品を効率よく売るためには、ディスプレイの仕方がとても重要です。特にお客様に効果的に店販品をすすめることができるのはレジ横です。施術中にセット面で店販品を勧めたら、レジ横に勧めた店販品があるだけで、購買意欲が向上します。
また、レジ横に店販品をきれいにディスプレイし、できればサンプルなどを用意しておくと、お客様が実際にテクスチャーや香りなどを確認することができるので、より購買意欲が向上し店販品の売れ行きよくなる可能性があります。
インテリアとディスプレイを駆使しましょう
入った瞬間にインテリアの雰囲気がよくて「あっ、この美容室いいかも…」と思っていただくということは、リピートにもつながりやすくなるので、とても重要です。
また、レジ横の店販品ディスプレイも購買意欲を上げるテクニックのひとつでもあります。
みなさんのサロンのインテリアはどうでしょうか?購買意欲を向上させるようなディスプレイをできているでしょうか?快適かつおしゃれで、店販品の購買意欲を上げられるように、色々と工夫してみてください。