美容師がアシスタントからスタイリストになるには3年？

経験を積まなければスタイリストデビューできない美容師ですが、ではいったいどのくらいの時間がかかるのでしょうか。デビューまでの目安を把握しておくことは、美容師になるための目標にもなるので、あらかじめ知っておきたいところでしょう。では美容師デビューまでにはどのくらいの期間が必要なのでしょうか。

スタイリストデビューは美容師をはじめて平均何年目？

美容師はアシスタントを経て、最終的にスタイリストとしてデビューします。ではどのくらいでスタイリストになれるのかと言うと、個々に違うのが現実でしょう。ある調査結果によれば、平均3年でスタイリストになれと答えたサロンが66％と、もっとも多い結果が出ています。

続いて2年という店舗が24％、4年が6％と続いています。よって多くの美容師が平均3年でスタイリストになっています。

スタイリストになるまでの期間は個人経営の美容室か、大手美容室なのかによっても変わってきます。ではふたつの仕事内容にはどのような違いがあるのでしょうか。

個人美容室のアシスタント

個人経営の美容室の魅力は、スタイリストがマンツーマンで指導してくれるところが多いことでしょう。よって早く技術アップしやすいのが魅力です。また新しい仕事を任されるまでの期間やスピードが早いのも特徴です。

• 【1年目】主にシャンプー。早ければ3ヶ月から半年で卒業し、薬剤塗布へステップアップすることも
• 【2年目】薬剤を使ったカラーの塗布やトリートメントなど。カラー配合や塗り方などスタイリストの癖を把握できるようになってくる
• 【3年目】カットに入る。

大手美容室のアシスタント

大手美容室の魅力は多くのスタイリストが在籍しているので、そのぶん多くの技術を勉強できる点でしょう。ただヘルプを任されるようになるためには、美容室ごとに定められている技術チェックを通過しなければなりません。時間がかかってしまうものの、カリキュラムがしっかりしているのでデビューまでの目安が把握しやすいという魅力もあります。

• 【1年目】主にシャンプー。お店によっては雑用業務も
• 【2年目】カラー塗布などの薬剤を使った業務
• 【3年目】ストレートパーマ、ブロー、ワインドなど。最後はカットまで

自分に合った美容室で美容師を目指して

個人経営の美容室は個々のレベルに合わせてステップアップできるのに対し、大手美容室はカリキュラムのクリアによってステップアップしていきます。美容師を目指すアシスタントごとにもそれぞれ向き不向きがあるので、自分が技術アップを図るのに最適な環境を選ぶといいかもしれません。両方を経験して、合った方を選ぶという方法を検討してもいいかもしれません。

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Author：美プロ編集部