美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.05.24
特殊な髪型の技術を得るには
アフロやソフトドレッドのような特殊な髪型。扱えるようになるにはどんなスキルを学び、そのためには何をすればいいのでしょうか。また特殊な髪型のみで業界を生き抜くことはできるのでしょうか。
特殊な髪型とは
ネットで「特殊な髪型」と検索すると「変わった髪型の人4つ」のような笑いを取ることを目的にした記事が出てきますが、この記事では
- アフロドレッド
- エクステンションドレッド
- ソフトドレッド
- アフロ
など(一般の美容師から見れば)ダンサーやブラックミュージック好きが好むヘアスタイルを指しています。このような髪型を扱うサロンは「特殊系専門店」と呼ばれています。
必要な技術を習得するには
特殊な髪型を教える講習を受けたり、特殊な髪型を扱っているサロンで教えてもらいましょう。
特殊な髪型を扱うのに美容師以外の資格は必要ではありませんが、通常の専門学校やスクール、普通の髪型のみを扱っているサロンでは教えてもらえません。
自ら特殊な髪型を扱っている人や特殊形専門店に出向き、行動を起こす必要があります。
専門のサロンで働くことが多い
特殊な髪型のカット技術を身につけたあとは、特殊系専門店や通常のサロンワークと並行して特殊なヘアカットを扱っているお店で働きます。
特殊系専門店では顧客単価が高く、カットにかかる時間も長いので、ホスピタリティやお客様が好むものについての知識を積極的に身につけていけると、いい美容師になれます。
特殊な髪型だけで一生食べていくのは難しい
特殊な髪型を扱えること自体はプラスに働きますが、それだけで一生生活していくのに十分な収入は得られません。
特殊な髪型を好むお客様が少ないほか、学生時代や若手社会人時代は個性的な髪型が好きでも、年を取って趣味趣向が変わるお客様が多いので、お客様が定着しません。
それに加え、美容師は年齢が上がるほど感性が若いお客様と合わなくなり、若いお客様からすれば「妙に流行遅れ」のカットや会話と捉えられがちになり、別の美容師を指名するようになります。
特殊な髪型を学び、それを売りにするのは通常のサロンワーク技術が身につき、お客様もついてからがいいでしょう。この時期に学ぶと通常の技術も特殊系もできる美容師になれ、相互効果を生み出すようになります。
興味があるなら特殊な髪型ができる美容師になろう
特殊な髪型をセットする技術は専門学校やスクール、サロンで学んでいるだけでは身につかず、自分から特殊な髪型を教えている人のもとに行かなければなりません。
特殊な髪型のセットだけで一生食べていけるわけではないので、通常のサロンワークもしっかり身につけなければなりませんが、それでも興味があるならやりがいもあるでしょう。
特殊な髪型が好きな人だけではなく、「自分だけのスキルを身につけたい」と思っている美容師にもオススメです。
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