座席が動物の乗り物になっていたり、常にアニメが流れていたりなど、キッズ専門の美容室があります。ですがまだ数は少なく、通常の美容室で子供の髪を切る場合がほとんどです。その際、美容師が気をつけるポイントはどのようなものか、簡単に説明していきます。
キッズ専門美容室へ行けない時
子供は何歳ごろから美容室で髪を切ってもらうのでしょうか。家庭によっては、小学生までは家庭で切る場合もあれば、0歳から美容室でカットしてもらう場合などもあり様々です。
できればキッズ専門の美容室に行けたらいいのですが、近くに無い場合もあります。キッズ専用の美容室は、子供の対応に特化しているため、そこまで心配する必要がありません。小さい年齢から美容室でカットする場合、美容師だけではなく保護者も気を使って下さる方がいます。
子供対応の美容室なのか、事前に電話で確認や連絡をして下さる保護者の方がいます。HPや広告に書いてあったとしても、子供が周りのお客様へ迷惑をかけてしまうのではないか、と配慮や心配をして下さっているのです。
上記の通り、子供を美容室に連れていくことに対して不安を感じていたり、周りへの配慮を気にしてご連絡を下さったりする保護者もいらっしゃいます。それに対して、美容師側はそのお客様の意図をくみ取り、保護者の不安を減らすように対応する必要があります。
美容師が気をつけること
キッズ専門の美容室でなく、普通の美容室で働いていても、子供の髪を切る機会があります。その際、美容師が気をつけるポイントは多くあります。
美容室は危険がいっぱいです。ハサミ・薬剤・熱湯など、子供が触れたら危ないものが多くあります。髪を切っているとき、子供が急に体を動かしてしまったり、飽きてしまったりすることもあります。
ハサミやアイロンが当たってしまうと、ケガをしてしまう可能性があるため、細心の注意を払いましょう。待ち時間も飽きさせないように、キャラクター物のおもちゃや絵本をおいておき、注意をそらす工夫も必要です。
人見知りや場所見知りで、急に機嫌が悪くなったり泣き出してしまったりすることもあります。優しく明るく笑顔をたやさず、子供の目線に立って会話をするようにしましょう。
子供も親も安心できる美容室へ
美容師が髪を切るのは子供ですが、子供だけではなく親へもしっかりと接客しなければいけません。親の美容師に対する安心感や信頼が、子供にも伝わっていきます。さらに、子供が楽しんで美容室に通ってくれれば、親としてもまたリピートしたいと好印象を抱きます。
キッズ専門美容師でなくても、美容室や美容師の気遣いや工夫次第で、子供に楽しんでもらう方法はたくさんあります。子供と親どちらにも、美容室で安全に楽しく過ごしてもらいましょう