美容スペシャリストな自分になるために
美容師が使うクロスの上手な洗濯方法
美容師の方がお客様に使用しているクロスには、カットクロスやパーマクロス、カラークロス、シャンプークロスなどがあります。その中でも、シャンプークロスに湿気た匂いを感じて嫌な気分になられたお客様も少なくないのだとか。どの位の頻度でクロスは洗濯されるのでしょうか?クロスの傷みが少ない洗濯方法も合わせてご紹介いたします。
クロスを片付ける時ににおいをチェック
美容師にカットやパーマ、カラー、シャンプーなどをお願いする時に必要なクロス。そんなクロスのにおいを気にしたことがある人は意外と多いようです。
お客様は施術中ずっとクロスをされているので、嫌なにおいのするクロスをつけられるとお客様側は不快ですよね。
においに敏感な方だと、クロスが原因で他の美容院を探す方も出てくるかもしれません。こまめにクロスのにおいをチェックして、お客様に快適な時間を過ごしてもらうことが大切です。
クロスの洗濯頻度は美容院により違いあり
お客様に使用しているクロスの洗濯頻度は、美容院により様々。1回使う度にクロスを洗濯する美容院は案外少なく、クロスがパーマ液やカラーで汚れ他のお客様に使えない場合や、においが気になる場合に洗濯する美容院が多いそうです。
中には、決まった曜日に一気にクロスを洗濯する美容院もあるのだとか。
キレイになるために美容院に来店している時間は、お客様にとってはリフレッシュの時間です。美容師の技術とは関係ないものですが、使用しているクロスから美容院の衛生面を判断されるお客様もいらっしゃるので気をつけたいところです。
クロスの適切な洗濯方法
クロスは一気にまとめて洗濯せず、マジックテープを留めてから少量ずつ洗濯しましょう。大量に洗濯機に入れるとクロスが洗濯槽の中で偏り生地が傷みやすくなってしまいます。大きめの洗濯ネットに入れてから洗濯機を使用すると、クロスが傷みにくいのでおすすめです。
洗剤には中性洗剤や、アルカリ性洗剤を使って水洗いします。また静電気防止のために、柔軟剤を入れておくと良いでしょう。
クロスはナイロン製のものが多いのですが、ナイロン製のものは熱に弱いので乾燥機やアイロンの使用はおすすめできません。
クロスを干すときは、直射日光を避けて日陰干しまたは室内物干しにしましょう。
カットクロスに多い白いクロスは、直射日光による紫外線で黄ばみやすいのでご注意を。
お客様に使うクロスにも気配りを
クロスの中でも、特にシャンプークロスは使って放置しておくと嫌なにおいを発しやすいのが特徴的。
こまめに洗濯できない場合は、毎回使うごとにタオルで水気を拭き取るようにしましょう。
においや汚れ落ちに効果の高い塩素系洗剤や酸性洗剤をクロスに使うと、生地が傷むのでおすすめできません。ですので、日頃から臭くならないように気を付ける必要があります。なるべくこまめにクロスのにおいをチェックして、嫌なにおいのするクロスはしっかり洗濯して、お客様に使わないように気を付けましょう。
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