美容スペシャリストな自分になるために
美容師がキャッチすべきトレンド情報
美容師は流行りに詳しいというイメージを持たれているため、期待を裏切らないほうがお客様からの満足度は高くなります。今回は美容師がトレンドを知るために見ておきたいメディア、アプリを紹介します。
雑誌で勉強する
最も定番ともいえる手法です。今ではさまざまなターゲット層を意識したファッション誌が刊行されているため、どんな美容院で働いている美容師も必ずお客様が読んでいる雑誌が見つかるでしょう。
ターゲット層のオシャレに関する知識を身につけながら今シーズンの流行りを知ることができるので、ファッションに詳しくない美容師でも気軽に読めます。
もう一歩先を行きたいのであれば、その雑誌のターゲット層を強く意識し、ターゲット層の違うファッション誌を数冊購入しましょう。
ほとんどの場合、ファッション誌によって使われている言葉や洋服は違いますが、ときどきA誌でもB誌でも同じ・似た言葉や洋服が掲載されています。こうした言葉や洋服は今シーズンの大トレンドになり、さらには2〜3年後まで継続すると推測されます。
最近では月額1,000円未満で複数の雑誌を読めるサービスも登場しているので、美容師なら毎月1冊はお客様が読んでいる雑誌を読みましょう。
キュレーションアプリ、写真アプリを見る
10代〜20代女性はファッション誌を読まず、キュレーションアプリや写真アプリから情報を得ている人も多いです。
ファッション誌を読まない理由は
- リアルタイム性がない
- 高い
- 雑誌は重い、かさばる
などさまざまです。キュレーションアプリでは人気記事を見ることで、写真アプリでは「インフルエンサー」と呼ばれる影響力が高い人物のアカウントを見ることで、流行りを知ることができます。
ファッションニュースサイトを見る
ファッションのトレンドは、下記のように2年前から決定に向けてすすめられています。
- 2年前→流行色(インターカラー)が「国際流行色委員会」によって決められる。
- 1年半前→欧米のトレンド情報会社がトレンドの方向性を決める。
- 1年前→欧米で開催される素材展示会で素材の方向性が決まる。
- 半年前→ハイブランドがコレクションを発表。
つまり、ハイブランドのコレクションを見ればトレンドを先読みできるのですが、ファッションニュースサイトではハイブランドのコレクションを毎シーズン紹介しています。
その他にもトレンドに関するコラムも掲載されているので必見です。
少しの工夫でトレンドは掴める
トレンドを熟知していれば、お客様のヘアセットをするときにより良い提案をでき、
ファッションに関する会話も弾みます。
トレンドを掴むというと難しいイメージがありますが、お客様のスタイルに近いファッション誌を読む、ファッションニュースサイトを見るだけでも詳しくなれます。
ファッション誌を毎月1冊読むだけでもいいので、トレンドチェックの習慣を身につけましょう。
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