美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.05.24

作成:2017.05.19

美容師

美容師が気をつけるべきタメ口とは

美容師と楽しく話すお客様

美容師とお客様の関係が、まるで友達のように見えることがあります。仲が良くなることで信頼関係を築き、お客様の希望に沿った髪型を一緒に作ることができるケースもありますが、美容師が馴れ馴れしい態度をとってしまうと、お客様からの信頼は崩れてしまうことがあります。

お客様が思う美容師の馴れ馴れしい態度として、タメ口があげられます。この記事では美容師が気をつけること、接客の心構えを簡単に紹介していきます。

お客様を不快な思いにさせないために

お客様にとって美容室とはどのような場所なのでしょうか。自分磨きの場所、リラックスできる場所、楽しくお話できる場所、ちょっと緊張してしまう場所などなど、お客様によって意見は様々です。

お客様の思いはそれぞれ異なっていたとしても、美容室の心構えを変えてはいけません。その心構えとは、美容室にいる間はお客様に快適な時間を過ごしてもらうということです。

快適な時間を過ごしてもらうためには、まずはお客様に不快な思いをさせないように気をつける必要があります。実は美容師のタメ口に対して、お客様が不快に感じてしまうという意見が少なくありません。

丸かばつか

タメ口か敬語で迷ってしまったら

お客様と会話が弾んでしまったり、ある程度仲良くなったりしたとき、ふとタメ口になってしまうことがあります。それも嫌と感じてしまうお客様もいますが、咄嗟の反応でタメ口が出てしまった場合はそこまで不快には思われません。

タメ口を話していいと判断するのは、美容師側ではなくお客様側です。基本的にはいくら仲良くなったとしても、敬語を使います。もし、お客様の方から敬語でなくていい、タメ口でいいと言われたら、そこで初めてタメ口を使っていくようにしましょう。

敬語で丁寧な対応をされて嫌な思いをするお客様はいません。ですが、タメ口を使われて嫌な思いをしてしまうことはあります。お客様と仲良くなったと思ったときこそ、タメ口を使わないように気をつけましょう。

相手がいくら自分より年下だとしても、いきなりタメ口を使ってしまうと、上から目線と思われてしまいます。もしお客様に対して、敬語を使うのかタメ口を使うのか、どちらを使えばいいのか迷ってしまったときは、敬語を使うようにしましょう。

常に接客の意識をもつ

美容師という職業は、髪を切る、セットする、カラーやパーマをするといった仕事の他に接客をするという重要な要素があります。いくら技術が上手でも、接客態度が悪ければ、お客様は離れていってしまいます。美容師とお客様の立場を忘れずに、接客するという意識をもちましょう。普段の口調を少し変えてみるだけで、お客様との関係性や評判も一気に良くなるかもしれません。

ドライされる女性

Author:美プロ編集部

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