美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.11.22

作成:2017.05.22

美容師

美容師の結婚のタイミングとは

ウェディング

美容師という職業は一般的な職業とは少し異なる職種なので、結婚をするタイミングがとても大切です。間違った時期に結婚をしてしまったために、必要以上に苦労してしまうこともよくあります。

そこで今回は、美容師が結婚するベストなタイミングを女性美容師と男性美容師に分けてご紹介していきます。

女性美容師のベストな結婚のタイミング

悩む女性

女性美容師のベストな結婚のタイミングは、ずばり美容師を楽しんだらではないでしょうか?

美容師は国家資格なので、一見パートやアルバイトなどでも働けそうに思いますが、結婚をして子どもができてから、本格的にパートやアルバイトとして美容師を続けるのは容易なことではありません。

子どもを保育園に預けたとしても、お客様には決まった時間内で予約してもらわなければいけなくなってしまいます。また、どうしてもこの時間じゃないとダメだというお客様の場合は、自分の営業時間を伸ばしてでも施術するシーンなどもあるので、保育園側に迷惑をかけてしまうことにもなります。

そして、子育てにある程度余裕ができ、子どもに手がかからなくなったら、保育園などに預けて美容師をすることもできるので、子どもができたからと言って、美容師であることを諦める必要は全くありませんので安心してください。

男性美容師のベストな結婚のタイミング

男性美容師の場合は女性美容師よりもセンシティブな問題だと思います。奥さんと子どもを養わないといけないという考え方は、少し古い考え方ではありますが、収入は実際に一般企業よりも不安定。方法によっては一般企業のサラリーマンを上回る可能性も十分にありますが、逆に下回ることも多いです。

そのため、目安として1つの地域で売り上げが100万円を超えてからというタイミングが最低限だと思います。100万円という壁は美容師にとって大きな壁ですが、この金額を超えるとある程度売り上げは安定しはじめます。そのため、結婚への決意ができるタイミングとなるのです。

ただし、結婚をしてから、別のサロンに移ってしまうと、せっかく自分を指名してくれていたお客様がゼロになってしまい、振り出しに戻ってしまう可能性も。ベストなタイミングと言えるのは、必然的に自分のサロンを出店し、経営者として安定してからではないでしょうか?

 

結婚後も美容師の仕事は続けられる?

やる気に満ちた美容師にとって、今の仕事をずっと続けていけるのかどうかはとても重要な問題ですよね。ですが美容師の平均勤続年数は約6年と言われていて、多くの美容師は10年以内に別の道に進んでいる様子。特に女性は結婚や出産の時に退職を検討するケースが多いよう。たとえば正社員としてサロンに勤務する美容師の場合、1日の拘束時間が長いことがネックとなり退職するケースがあるようですね。

 
とはいえ、主婦・ママになっても美容師として働いている女性はたくさんいます。一度退職したとしても、身につけた技術を活かして復職できるのが美容師の利点。具体的には時間の都合が付きやすいパート勤務という形で復職するのがおススメです。パートであれば週1日からのシフト制で働けるお店もありますし、オーナーに勤務時間帯を相談したり、決まった曜日に休ませてもらったりと融通をきかせてくれる場合もあるとのこと。
 
またサロンによっては、出産後も継続して働けるように産休や育休の制度を設けている場合も。お店のオーナーに出産後も仕事を続けたい旨を相談し、時短勤務などで働き続けている美容師さんも多くいます。出産を控えている場合はすぐに退職を考えるのではなく、まずはお店のオーナーに相談してみてはいかがでしょう。

 
ちなみに美容師として働くには国家資格の「美容師免許」が必須ですが、結婚して本籍または氏名が変わった場合は要注意。30日以内に美容師免許の再交付が必要になるので、手続きを忘れないように。

美容師同士で結婚するメリット・デメリット

美容師という職業は基本的に多忙で、プライベートの予定も立てにくいもの。そのためお互いの仕事事情がよく分かっている美容師同士で恋愛し、結婚に至るカップルも少なくありません。では美容師同士で結婚すると、一体どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
 
まずメリットとして挙げられるのは、夫婦でサロンを共同経営できるという点。独立・開業する際にはそれまで勤めていた店舗を辞めて、独り立ちすることになります。一人では大きな不安を感じてしまうものですが、夫婦で一緒に挑戦することで心理的な負担が軽減されることに。気心の知れた間柄なので経営的にも融通が利きますし、お互いの長所を生かして役割分担できるというメリットもあります。また妻が妊娠・出産した際にも退職する必要がなく、美容師の仕事を続けられるという点も魅力的。仕事だけでなく、家事や育児も二人で分担することでプライベートも充実させられるでしょう。
 
逆にデメリットとして考えられるのは、美容師という仕事へのこだわりがぶつかってしまう可能性。美容師は自分のアイデアを形にしていくクリエイティブな職種でもあるので、人によって考え方が大きく違っています。そのためお互いの仕事に対して口出ししすぎると、不仲の原因になってしまうことも。パートナーとして長く付き合っていけるように、お互いの意見をしっかり尊重できると良いですね。

少しでも苦労しないようにベストタイミングで結婚しましょう

男性のプロポーズ

労働時間や給与が安定しない美容師にとって、結婚のタイミングというのはとても重要な問題になります。タイミングを間違えてしまうことで、パートナーや職場の人に迷惑をかけてしまうだけでなく、子どもがいる場合は、とても寂しい思いをさせてしまう可能性もあります。

そのため、今回ご紹介したタイミングを参考にして、出来る限りベストだと思うタイミングを見計らい結婚を検討してみてください。

Author:美プロ編集部

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